(Linux)(Ubuntu)

 緊急起動用や とりあえずのLinux勉強用という感じで
UbuntuUSBメモリにインストールしてみました

 かかる費用は
USBメモリは 4G で 大体 1,000円前後
最新版のLiveCDの イメージは UbuntuのHPから フリーで落とせますし
ライティングソフトも 製品を持って無くても ImgBurnなどのフリーソフトがありますので
あとは CD-Rか DVD-Rの メディア代ですね
注意点としては
当然のことながら USBデバイスを ブートデバイスとして指定できるPCが必須条件になります

 手順としては
1.LiveCDのイメージを CD-R か DVD-Rに 焼く
2.LiveCDを起動する
3.デスクトップにあるアイコンの インストールから USBメモリへインストール
インストール時の 注意点は
MBR書き換え(GRUB2のインストール)は HDDではなく USBメモリにしてください
ステップ7/7 「インストール準備完了」のウインドウの 右下の 「拡張」というボタンから 設定変更が出来ます
デフォルトのままだと 大抵 HDDに 書き込まれてしまいます
見落としがちですので 注意してください
HDDに書き込んでしまうと USBからブート不可能なPCでもUSBからブートできたりしますが
いざMBRWindowsのに書き戻そうとした時に いろいろ面倒な手間が掛かってしまいます

 インストールが終われば USBメモリから ブートさせれば Ubuntuが起動するようになります
Windowsを起動する時も これまで通りに 起動できます
書き込みに関してはどうしても 遅く感じる部分はあると思いますが
読み込みに関しては そんなに遅いと感じる事はありませんでしたね

 4GのUSBメモリだと インストール直後は 空き容量が 1G程度です
Linuxの基本的なことを勉強する人や 大規模なソフトを入れない限り
十分に 実用的に使えるレベルです
まぁ もっと大きいサイズのがあれば それに越した事はありません

 では この USBメモリで 別のPCは起動するのか!? を検証しました
私のPC(パソコン工房BTO)で作った USBメモリ
お父さんのPC(DELL)に刺して 起動を試みましたが
起動中に止まってしまいました
よって 緊急ブート用としてはダメのようですね
他人のPCを 緊急ブートさせるのが目的なら LiveCDの方が よさそうですね

 そこで もう一つ思うだろう疑問、 「外付けHDDではどうなのか?」ですが
余った内蔵HDD(S-ATAIDE)をUSB接続できるようにするキットを使って
(私が試したのは NV-US2000 です
http://www.novac.co.jp/products/hardware/nv-hd/nv-ua2000/index.html
USBメモリと同じやり方でインストールしてみると 問題なく起動しました
これで 残り容量に悩まされる心配はなくなりましたね
システムのドライブに影響を与えずに Ubuntuをお試ししつつ
Win&Ubuntuのマルチブート環境を実現出来る事になりますね!