(TVA)(CLANNAD 〜AFTER STORY〜) 第08話 『勇気ある闘い』

脚本
志茂文彦
絵コンテ
演出
石立太一
作画監督
植野千世子

 ギャグシーンも ネタとして気付いた部分や 普通ならウケたと思う部分が 幾つか(も)あって
普段なら レビュー中に その事も書くと思うんですが
それ以外のところに少し問題があったと思うので 今回はあえて スルー


 有紀寧が寝不足というのは イメージ的に ちょっと珍しいですね
もちろん 兄に関する問題が 大きくなっている事も関係しているんでしょう
寝不足なら 普通に横になれば すぐに寝そうな気もするんですが? 笑)
有紀寧と言えば 「おまじない」ということで ぐっすり寝れるおまじないを見てみると
膝枕をすればいいとの事、 まぁ 確かに 朋也の言う通り おまじないでもなんでもない 笑)
で 最近 ちょっと残念な子になりつつある 渚が 「朋也 に 有紀寧を膝枕をしたら?」と 提案
なんでやねん・・・・ 笑)
むしろ膝枕は 渚 が やった方がいいんじゃない?、 個人的には・・・・ 笑)

 眠たいからかもしれませんが ちょっと 顔を赤らめて 朋也に 膝枕をしてもらう 有紀寧
やばい 男だったら 100% 緊張する、 緊張して 体がカチコチになるね、 「ピー」な所も・・・ < やめなさい
とりあえず 有紀寧で こんな事やるのは 反則だぁ〜 笑)
まぁ 渚 が 膝枕やる方も 見てみたいっちゃ 見てみたい・・・ 笑)
あと 春原 前日の夜の事もあるのに 空気読め・・・

 何故 前回の男の子が まだ 居るのかはいまいち分からないんですけど
単に 有紀寧に会いたいだけなら 嫌でも ちゃんと学校に 行かせなさいって!
強引に 理屈も無しに 押し切るのはあんま好きじゃないですね

 今回の 問題は 春原の事を 有紀寧の兄と勘違いし
有紀寧の兄 が 退院して出てきた と 相手側が勘違いした事から 騒ぎが大きくなっているようです
まぁ あの時は 智代が 闇討ちした感じになってしまいましたから 勘違いはするでしょう
ここで 智代 が 「他校の生徒会役員から話を聞いた」と言ってますけど
生徒会って そんなに 連絡を取り合っているものなんでしょうかね? 笑)
まぁ プライベートで 会って話したって事かな?
智代 が いずれ 警察沙汰になるから 争いをどうにかしないと と 忠告してますが
でも それを 有紀寧に 言うのも 酷な話かと

 仲間が 襲われたりしたんでしょう いきり立って 相手たちに 殴りこもうと 言い出している
有紀寧の兄 の グループのメンバー達ですが、 それを見た 有紀寧 は 相手たちの所に説得に行こうとしています
朋也がそれを追いかけ せめて 有紀寧の兄 は 連中を 電話で説得事も出来ないのか? と 有紀寧に尋ねています
確かに 電話でなら 話すことは出来るでしょうからね

 しかし その事に関しては 特に描かれる事もなく 相手たちの所へ
なんか 「有紀寧の兄が電話で」 の部分が 意図的に 省かれたような・・・
相手たちは 有紀寧の事は 慕っていたはずで、 これまでも 有紀寧が妹だと知っていてる上で 接していたと思うんですが
有紀寧に対する 言葉遣いが なんか 悪すぎな気が・・・
「どうしても 有紀寧の兄の事だけは許せない」という 意図を伝えるだけなら 分かるんですけどね
これまで 妹だと知っていながら 一切 (兄を脅す道具として)手を出さないくらい
道理を わきまえてたのに 何か違う気がしないでも無いですよね
朋也 も なんで 智代の名前を出そうとしたのかな?
確かに 智代なら 襲われても そう簡単には 負けるわけは無いんですけど
「あの時 蹴り飛ばしたのは智代が!」と言うのも 何か違うなぁ

 争いに 蹴りをつけるため ということで 相手側が提案したのが お互いに 代表を出して 勝負をして
負けた方が下につく事、もちろんリーダー同士の対決となるわけなんですが
やはり 有紀寧の兄が 戦う事は無理のようですね
まぁ 馬鹿の春原が 自業自得&煽てられ て 出る事に
あんまり ストーリーに 深く関わる部分で こんな決め方は して欲しくないかな

 早苗の 毒殺により 春原 と グループのメンバーたちは全滅
ということで 朋也が タイマン勝負に 出る事に
いや、 まぁ・・・ですね、 シリアスな中に ギャグシーンが ある事は 別にいいと思うんですよ
面白ければ 別にいいと思いますし
でも ストーリーの 根幹に関わる部分に ギャグシーンが 混ざりこむのは 良くないと思うんですよ
この期に及んで 「何故 有紀寧の兄 が 一切関与しないのか」という 一番大きな 謎の部分を
ギャグシーンで 薄めているように見えるんですね

 朋也 vs 相手のリーダー
ここで 一番大きな謎としては 相手のリーダー に対しても 「春原は 有紀寧の兄では無い」と 言っている所です
「グループの下っ端が 有紀寧の兄を きちんと知らない」という事はあるかもしれませんが
リーダーも知らないんですか?、じゃぁ どういう 経緯で そんなに 有紀寧の兄を怯えているんでしょうか?
そこらへんが よく分かりませんね

 戦いは 一方的に 朋也が負けています
まぁ 智代と 張り合うくらいと 言われていたようですから 流石の 朋也でも勝つのは無理でしょう
とりあえず 戦い方を見た感じだと これなら 智代の方が まだ 何倍も強いでしょ? 笑)

 夕日のシーンから 日が暮れてしまうまで 戦ってますけど
まぁ これは 普通無理 笑)、 真剣勝負なら なおさら 無理です
日が暮れるのは結構 早いけど それでも 喧嘩する時間と比べると 結構長いですよ 笑)
それだけの時間を本気で殴りあう事なんて無理です、 そんなに 体 持たないし 動きません 笑)
この部分は ちょっと アニメチック過ぎますね
早苗の盛った毒 が 切れるのが みんな同時というのもねぇ・・・

 朋也がやられている所を 見た 春原 と メンバーたちが 駆け寄ろうとすれば
相手側も 同じく駆け寄ってきて 大乱闘に なるかと思ってたら
有紀寧の兄が登場です、 が
相手のリーダーが一発殴った所で 有紀寧の兄ではなく 有紀寧と分かります
ちょっとまてぇぇ! 笑)
流石に (最強と思われる)男 と (極普通の)女性が走る姿 なんて 走り出した瞬間 分かるだろ!? 笑)
もちろん 全く敵うわけ無いですね
あと おかしいと思った部分、 退院したからみんなが焦っているはずなのに
相手のリーダーは 「病院を抜け出してきたか」と言ってましたよね、 何か変ですよね?
その後 有紀寧の兄の方のグループの メンバーが「連れて来られる訳が無い」とか 言ってましたね
あれっ? もしかして 有紀寧の兄って もう 亡くなってる?

 幾つか 不明な点がありますね
まず 相手リーダが タイマン勝負を 申し出た時 有紀寧がOK出した理由
たしかに 兄が死んだ と いう事を言えなかったというのはあるでしょう
けど 勝負を受けるって事は 誰かが 戦う事になるわけです それを望んだわけでしょうか?
まだ「交渉決裂」として 争いをやめさせる 作戦を練り直そうとした方が 良かった気がするんですけどね
そして どうやら 有紀寧の兄のメンバたちは 死んだ事は知っていたみたいなんですよね?
彼の意思を知っているにも拘らず 殴りこみに行こう と いきり立っていたのは何故なんでしょうか
今回は ちょっと 理解が難しいところが いろいろと ありましたね

 最後に 光の球 や 朋也 との関係を ほのめかすシーンもありましたね