(TVA)(CLANNAD 〜AFTER STORY〜) 第04話 『あの日と同じ笑顔で』

脚本
志茂文彦
絵コンテ
演出
米田光良
作画監督
秋竹斉一



 前回 朋也は 芽衣とデートみたいな事をやってましたけど
それは 妹としてか 彼女としてか・・・
まぁ 芽衣から あんな感じで甘えられたら 男だったら 普通に 心が揺らぐと思う 笑)
とはいえ いくら 心が揺らいだ所で 渚を 裏切るような事は 朋也はしないでしょう
前回 杏、 ことみ、 藤林(椋) は 「きゃ〜 朋也 フケツー」って感じで 逃げて行ってましたけど
翌日の会話では 「本当は 何かがあったのではないか?」と 朋也に聞いています
朋也の人間性を知っていれば 普通なら そういった方向に 思考は働くはずです
が 春原 は 本当に 朋也 と 芽衣 が 付き合っているって思ってるんでしょうかね?
朋也 と 会いたくないのか 学校自体をサボっているようですね

 芽衣の事で何かあったのではないか と 心配している 杏、 ことみ、 藤林 ですが
ただ ひとりだけ ズレている者がいます、 ことみ ですね 笑)
心配はしているんでしょうけど 芽衣 に ヴァイオリンを聴かせる(効かせる? 笑)とか
どう考えても 泣きっ面に蜂です 笑)

 そういえば 春原が 昔のように やる気を持って生活をするためには と考えた 芽衣の提案 は
サッカー部に 復帰する事でしたよね、 でも まぁ そりゃ 無理な気がするんですけどね
杏 や 藤林 の リアクションを見ても分かりますけど 復帰したとして いい結果が得られる感じじゃないんですよね
代替案を考えた方が まだ 現実的な 気がするんですけど・・・

 放課後、 春原が何処にいるのかも 分からないのに、 芽衣は一人で サッカー部に 頼みに行こうとしてます
ん〜 やっぱ それは 無謀ですよね、 考えるまでも無く ここのサッカー部は 話を 聞く事も無いでしょ
しかも 春原自身が この学校のサッカー部に戻りたいという 気持ちは おそらく 0 でしょうし
むしろ 事態を 悪化させかねない 行為じゃないんでしょうかね
ちょっと 芽衣にしては珍しく 先走りすぎてる気がしますね

 当然 一人で行かせるわけにはいかないので 朋也と 渚も 同伴してますが
案の定 マトモに話は聞かず、 さらに 朋也や 渚の 痛い所を突かれ 不快な思いをさせられてしまってます

 その後 有紀寧の所で 一服している 三人ですが
今回 周囲がよく見えなくなって子供っぽさを 出してしまっている 芽衣を象徴するかのように
ホットミルクを 飲んだ後の 芽衣の 上唇が 白くなってしまってます

 多分 今回のような状況じゃなかったら もっとよく考えてから行動するでしょうし
ミルクで 上唇が 真っ白くなるような 飲み方も しないんじゃないんでしょうかね

 春原が サッカー部を止めた理由は 大体分かりましたね
まぁ サッカー部の上級生にとっては 下級生が 絶対服従するのが 当たり前になっていたんですね
そういう しきたり に 歯向かったのが 春原だったわけですね
逆に サッカー部にとっては そうやって 反抗する後輩は 邪魔 なんですね
そして 現在でも 「春原」 は サッカー部にとっては タブーなんでしょう
確かに 多少の非は サッカー部にあると思うんですが
でも サッカー部としても 「今更 そんな事を言いに来られても知らねぇよ!」 って感じでしょうね

 わざとなのかは分かりませんが 芽衣の 事には あまり関心を示さない 春原に キレそうになる 朋也
ん? 杏はともかく ことみ も 駆けつけてますけど どうやって 感知したんだ!? 笑)
藤林は同じクラスなので いち早く ケンカ を とめようと 駆けつけていますけど、 既に半泣きだ 笑)

 おそらく 芽衣の気持ちを立てようとしているんだと思うんですが
やっぱり 春原自身が 吹っ切れない事には どうしょうも無いと思うんですよね
朋也としては まずは 春原が どうするべきかを 春原も交えて みんな で 考えようよとか
そういう方向に もって行って欲しかったかな

 以前 ことみ が 引きこもった時は 朋也 が ことみ の 家の庭の 整備をやったんですが
あの時は 朋也自身にも 関わる事だったので やる理由 は あるわけなんですが
今回の事で 根本的な問題は 「春原自身の問題」のはずなのに
何故か「春原 と サッカー部の問題」になってしまってるんですよね
「春原自身の問題」をクリアした後に サッカー部との話に 展開していくのならわかるんですけど
やっぱり これは 順序が 飛躍してしまってるんじゃないのかなぁ? 笑)

 球拾い と言う名の シゴキとかは 予想通りの展開ですね
普通に こんな事になるだろうなとは思ってました 笑)
球拾いをやれば話を聞いてくれるんだと信じて 最後までやったにも拘らず
春原の復帰の件は 即却下
まぁ 典型的な 外道のパターンですな
ネチネチと言葉で攻め 芽衣を泣かした所で 春原登場
そのまま サッカー部 vs 朋也&春原 のバトル
ここら辺も ベタな展開ですね
ん〜 ベタと言うか 昔の スポコンドラマでは よくあってた様な展開ですね

 そもそも 朋也や 芽衣の 事をちゃんと理解してるなら こんな勘違いは 起こらないはずなんですけどね
ケンカしながら 春原は 「朋也とだったら(芽衣の彼女でも)いいと思った」 とか 的外れな事を言ってます
確かに 春原は 馬鹿ですけど でも ここまで 朋也 や 芽衣 の事を 理解できないものなんでしょうかね?

 少し 落ち着いて考えてみると そういえば 春原は 早苗の事は 渚の姉と勘違いしてたんでしたっけ
そして あくまで 恋人と言う体での 「また逢いましょう」という別れの挨拶で
「もしかすると 早苗を落とせる?」と 思い込んでしまった感じでしたね
この部分で 事実を知っている視聴者と 色々と勘違いしている春原と 感覚のズレがあるんですね
でも やっぱ幾ら 恋は盲目になるとはいえ、 春原 は 鈍感すぎですよね・・・ 笑)

 それと サッカー部ですが
サッカー部としては 従来の 上下関係が続いていて
それはそれで 一応 平穏には過ごしていたはずなんですよね
でも 突然 過去の悪夢の人物が 突然関わってきて 迷惑は迷惑だったと思うんですよ 笑)
サッカー部にとっては ホントにいい迷惑だったのではないか?と 笑)

 うん やっぱり 「春原とサッカー部」を扱う前に 「春原はどうしたいのか」というのを
先に解決させた方が良かったんじゃないですかねぇ〜?

 朋也 と 春原 が 二人で 馬鹿笑いするシーンがあるんですけど
これも もうちょっと 分かりやすく 演出してくれた方が嬉しかったですね
おそらく お互いに 「目の前に馬鹿がいる〜」みたいなことを 感じたからなんでしょうけどね

 で 早苗は秋生の嫁 と バレて 春原パニックです 笑)