(今日の独り言)(Wii)(WiiMotionPlusについて落ち着いて考えてみた)

 これは あくまでも 個人的にそう思ったという話ですので、 あらかじめご了承ください

 まず よくある意見として 『なぜ 最初から このジャイロを採用しなかったの?』というのが 結構多いと思います
が、 まぁ これは 単純に考えて コスト的に無理だったのでしょう
任天堂Wiiリモコンの開発時に 加速度センサーではなく ジャイロを内蔵する事を 視野に入れてなかったことは無いと思います
ただ 今回採用されている IDG-600 のような精度を持つチップは Wiiの開発当時だと べらぼうに高かったはずです
大量発注する事によって 多少の割引も見込めたでしょうけど、 リスクなどを考えると流石に採用できなかったのでしょう
最近になって ジャイロの 低コスト化も進んだでしょうし Wii本体がある程度の実績をはじき出している等の いろんな要素が
やっとグリーンゾーンに入ってきたので 動けるようになった という感じなのではないでしょうか
最初から WiiMotionPlus相当の精度を持っている事は 確かに 『理想』 だとは思いますが
それでも 初期のWiiリモコン は どうしても 通らざるを得ない道だったのでしょう

 E3の MSのプレスカンファレンス直前に 初めて WiiMotionPlus が 発表された時に思った不安点は
『ヌンチャクは接続できるのか?』という事でした
まぁ これは 任天堂のプレスカンファレンスの時に 装着してプレイするシーンがあったので 問題は無いようです
それで ひとまずは 安心したわけです

 次に 思ったのが Wiiリモコンに接続して使うわけなので 当然 『長くなる』わけです
こうなると これまでの Wiiハンドルなど に セットする時は 『WiiMotionPlusの恩恵は受ける事が出来なくなるわけです』
横持ちだと 12ボタンを押しにくい(あるいは 押せない)等も、これって案外 痛いと思うんですよね
今後の事を考えれば カーレース や 横持ちのゲーム 等でも 『WiiMotionPlusの性能が利用できた方が良いに決まってる』わけです
当然ですが 理想としては 『WiiMotionPlusの機能を内蔵した 従来サイズのリモコン』が出る事ですよね
ただ それに対して 任天堂のアナウンスは 『まだ はっきりと 決めてない』という答えだったと思います
ここはかなり 重要なポイント だと思うんですよ
判断を誤ってしまうと 案外 深い落とし穴に落ちてしまう可能性があると思うんですよね
どう舵を切るのかが 注目される部分です

 まぁ 『直感的な操作』よりも 『機能的な操作』が出来ればいいなと思ってますので
ハンドル や ザッバー や その他のメーカーが出しているアタッチメントに セットするのとかは 個人的には あんまり興味ないんですよね 笑)
別に Wiiリモコンを否定してるんじゃないですよ
例えば
『+ボタンで 環境設定とか 装備変更とか データ管理など を 集約した 総合的なメニューを表示し 設定変更は ポインター と A・Bボタンで 効率的に設定できる』とか
FPSなんかだともっと迅速に 『Cボタンを押している間に 装備一覧 が表示され その間に ポインタ と Aボタンで指定する、 変更が終わったら Cボタンを離すと 戦闘に戻る』とか
そういう方向に 『 操作の最適化 』が 出来ているのなら それも、 「直感的な」とは違う意味での Wiiリモコンの特性を生かしたゲームと言えると思うんですよね
個人的には そんなゲームが増えて欲しいなと思ってますね