(Wii)(テイルズ オブ シンフォニア −ラタトスクの騎士−)

 注 ・ 今回の記事では TOS-R本編の序盤部分 の ネタバレも含むと思いますので ご注意ください

 ということで ラタトスクの予習をしてみます

 まず 一番基本的なことですが 今作は 前作TOS の 二年後という設定になっています
テセアラ と シルヴァラント が 一つになって 二年が経過し これまでには無かった 問題が浮上しだした時期ということです
世界が一つになったと言っても 実際には どんな感じで それぞれが存在しているのかは まだ分かりませんよね
具体的には 本作で描かれる事となるとは思います

 で、世界が一つになって 二年が経過したことで 出てきた問題と言うのは
繁栄していた方の世界の人々 が 衰退していた方の世界の人々 を 差別し始めているんですね
つまり テセアラの人々が シルヴァラントの人々を差別するという図式になっています
二つの世界が 分離していた頃は シルヴァラントでも ハーフエルフ達を 差別していたんですが
一つになってからは ハーフエルフだけでなく 人間 や エルフ (おそらくドワーフ等も全て)も まとめて 差別を受けてしまうんですね
差別をしていた側の人間も 世界が一つになった事で 今度は 自分たちが 差別される立場になってしまったようで
多少 ねじれたような 感情になりますが 「何故 自分たちが ハーフエルフみたいに足蹴にされないといけないのか」という ねたみ も 生まれ
世界が一つになった事が決して 幸せには繋がっていないという 現実があるわけですね

 そして テセアラ と シルヴァラント の 両方にあった マーテル教会ですが
本来なら 「テセアラならテセアラの」 「シルヴァラントならシルヴァラントの」 という 立場に立つべきなんですが
シルヴァラント側のマーテル教会も なんと テセアラ側についてしまうんですね
結果 『テセアラ+シルヴァラントのマーテル教会 vs その他のシルヴァラント』という 図式に なってしまってます
状況的には シルヴァラント側が圧倒的に 不利な状況ですし 実際に 色々と弾圧を受けてしまっているようです
当然 そういう中で 出てくるのが 抵抗組織ですよね、 それが ヴァンガードという組織になります
アリスや デスクに ブルート達です

 当然 テセアラ(マーテル教会)にとっては ヴァンガードは 目の上のたんこぶ的存在です
ある日 マーテル教会が ヴァンガードを 弾圧するために 実力行使に出るわけですが
その事件が「血の粛清」と呼ばれる事件ですね
実は その事件に ロイドも マーテル協会側として 関係していたらしいんですね

 マルタ や エミル は おそらく シルヴァラント側の人間でしょう
そして 大樹の暴走事件から 復興した パルマコスタに住んでいたと思われますが
その時 パルマコスタで起こった 「血の粛清事件」に 二人とも巻き込まれたようですね
そういう出来事が エミルの ロイドを恨む気持ちを さらに増幅させているようですね
一方 マルタ は その事件の時に ラタトスク・コア と言うものを入手したようなんですが
その ラタトスク・コアは 何かがきっかけで マルタ の 額に 紋章みたいな感じで埋め込まれてしまっているようです
どういう経緯があったのかは 実際に見てみないと分かりませんが とにかく マルタと一体化してしまっているようですね

 そういう所を理解できてくると それぞれの相関図が見えてきます
ロイド は 二年前 エクスフィアを無くしてしまう為の旅に出たわけですが
その事と ラタトスク・コアを入手したい事と が 関係しているのかは まだ分かりませんが
とにかく ロイド は ラタトスク・コア を 入手したいと思っているようです
そして 元々は ラタトスク・コアを持っていたのは ヴァンガードらしく 「血の粛清事件」の時に紛失したようですね
その紛失した時に 手に入れたのが マルタって事になるわけですね
結果的に マルタ は 「ロイド と ヴァンガード から 追われる身となってしまうわけですね」
もちろん ロイド と ヴァンガード は 敵対しているはずです

 つまり 序盤では ごく一部を除いて マルタの周りは みんな敵という状況なわけですね
ただ 前作のメンバー や アクアにテネブラエのようなセンチュリオンという存在 や リヒターなどの仲間も加わるようで
そこから 活路を見出していくわけでしょうが
まぁ コレットが エミルとマルタ側に付いている時の ロイドの反応なども気になるところですね 笑)
しかし どうやら リヒターは エミル が ラタトスクの騎士になるのは嫌がっているようで
その事から エミルと対決しているようなシーンも見受けられていることから
たとえ 仲間であっても どうしても譲れない事から 対決するという 展開もあるようで
今作も 先を読むのは難しいようですね

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