(TVA)(ef - a tale of memories.) 第07話 『I...』

 まさか 前回の 景との会話が ここまで みやこ を 苦しめていたとは 思いもしませんでした
そして ラスト部分の 声 と 文字だけの演出は これは してやられましたね
それから みやこVerの EDもすばらしい出来ですね、 もちろん 千尋Ver や 景Ver も 好きです

 あと 次回以降 千尋と蓮治も新たな局面を迎えそうですね
しかし ホントの「難易度たけぇ」って こんなのでしょうね 心地のいい難易度の高さです
クライマックスに向けてテンション上がってきました


 千尋は 学校の 図書室の 書物を資料に 小説を書いています、 これは 前回の千尋ではなく もう 別の千尋なんですよね
小説の中の 「海辺」というのが 千尋の動ける範囲で、 「火を燃やしてみた(煙は狼煙としての意味がある)」と いうのが 外界と接近しようという気持ちなんでしょう
狼煙を上げる等は 外界と接触には 有効な手段ではあるんですけど 下手に扱うと 自分が傷つくって事ですよね
それに対して 蓮治 は その少女の事を「可愛い」という言葉で表現します、 千尋は そういう風に 受け取られてはダメだと 書き直そうとまで 考えてます
蓮治は よく分かってないのかな? 笑)
千尋の食事は 蓮治が 作っているようで、 それを見て すみれ は 千尋は 彼女だと 思い込んでますね、 でも まぁ そういう関係とは言えませんよね
蓮治 が ボーっと 千尋の方を見つめているのに違和感を抱いて 「なにか?」と 千尋が聞きます、 はっと我に返り 「進路希望の事を考えていた」と答えます
それに対して「そうなんですか」と 千尋は言います、 以前にも 進路希望の事を言った時も その 「そうなんですか」と 同じ 言い方で 千尋が言った事を思い出します
蓮治にとっては 千尋には二度目の事なんですけど 千尋は 初めて聞いたのと同じなんですよね
もし 千尋にとって重要な事なら メモっているでしょうけど ここで 初耳のようなリアクションを取るというのは 興味を持たなかったというのが はっきりと分かるんですよね
また翌日も 弁当を作っています、 この日も すみれ に 千尋の事をいじられていますけど、 「責任のある付き合い方」とか「恋は下り坂 愛は上り坂」など
普通なら 親子の 円満とした会話なんですけど 図らずも 重い言葉を ガンガンぶつけられてしまう 蓮治です
小説の方は 蓮治との出会いのところまで来ていますね、 島に男の人の絵を あちこちに 描いていっている間は 心が和んだかもしれませんけど
ある一定の所まで 描いてしまうと、 結局は 何度見ても 自分が 主観的に描いた絵でしかないわけですよね

 帰り道 千尋が 「キスをしてもいい」と言い出します、 ただ それは あくまでも 『蓮治は自分の事が好き「らしい」』『どうやら自分も蓮治の事が好き「らしい」』という
今ここにいる 千尋 本人の 気持ちではなくて あくまで 知識でしかないんですよね
蓮治って かなり鈍感だから 気付かずにきてましたけど、 これまでうっすらと感じていた違和感や 今思い知らされた千尋の心理にやっと気付いて 衝撃を受けています

 みやこ は 紘 に 自分の居場所を見出していたようです
元々は 仲が良かった 両親ですが 途中から 急に 不仲になって行ったようですね、 みやこ が 居ると分かっているのに 皿をわざと 床に落として 割っていく 母
「子はかすがい」が全く通用しない状態で 親同士で 仲が悪くなり みやこ の 存在自体も 忘れ去られてしまった というのが 過去にあったわけですね
そんな みやこ の前に 現れたのが 紘で クリスマスの日の 出来事をきっかけに 色を取り戻してくれたんですね
当然 また色の無い世界に戻りたくないでしょう、 だから 異常に明るく振舞っていたし 紘は 誰にも渡したくないと強く思っているわけですね
ただ この時 紘は 景が怪我したと聞いて 約束をすっ飛ばしてしました、 それが 前回の 話ですね

 さらに 景から 存在を消すと言われているのも相まって、 みやこ の 色が 再び 失われるという 強迫観念が加速しているようです
ここから 異常なまでの 伝言メッセージの嵐が展開します、 一番最初はおどけていて ちょっと怒ってみせていただけから
不機嫌な感じをあらわにしたり 探りを入れたり 再び怒ったかと思えば 謝りだしたり さまざまに声色で メッセージを入れていきます
最後は 切羽詰った感じで 懇願する感じで 呼びかけています