(TVA)(こどものじかん) 第01話 『なかよしのいっぽ』

 今回は あえて くどいほど この作品を見るべきスタンスと思う 視点から書きました
いずれにしても この作品を見る時は この場合はどうすべきなんだと 常に考える必要があるんじゃないかと思ってます
まぁ 次回以降は 素直に内容に対しての 直接的なリアクションになっていくと思います
しつこく その事ばかりを強調しても きついですしね、 でも 考え方は 今後も変わる事はありません


 はい、 ということで 放送開始前からすでに一波乱が起きて大変な状態になっている作品ですね 笑)

 まぁ 放送が始まって しばらくしてから 上っ面だけしか見てない人たちから いちゃもんを付けられる可能性があるとは思ってましたが
放送開始の ちょっと前に起こった 児童売春問題 というか 教頭の買春問題を理由にして 放送を取りやめた局が 相次いだわけですね
AT-Xに関しては AT-X側が 年齢制限のレーティングを設定しようとした所 制作サイドは レーティングは付けないでくれと反論し
最後まで 折り合いが付かず 放映が取りやめになったようです

 ひぐらし と 同様 そういった問題に対して 正面からぶつかっていってる作品の方を流さないとは 放送局側も 内容を 全く把握してないって事なんですよね
「報道だけして終わり」の方がよほどいい加減な気がするんですけどね
児童が間違った道に進もうとしてしまうことは 普通にあるわけで りん だって 間違った行動はたくさん取ります
たしかに りん の取る行動は いろんな方向で かなり過激なんですが じゃぁ 今 目の前に そういう子が居たとして 自分が ちゃんとした説得が出来ますかね?
こんな問題が起こっている時 「先生だったら」 「親だったら」 「居合わせた大人だったら」 どうすべきなのか 考えてみるのも大切ですよね
いろいろと考え込んでみても なかなか うまい言葉は見つからないと思いますよ
テレビドラマなんかみたいに 主人公が 随分とかっこいい御託を並べて キメ台詞をシャキーンと決めて それで みんなが改心して めでたしめでたし
なんてうまくいくほど 世の中は 甘っちょろくは無いですよね
「分かっていても収まらない衝動」や 中には「超の付く屁理屈」で返してくる者、「逆ギレするだけ」の者など イレギュラーな事態になるのが普通です
実際は 大介みたいに しどもどろになったり なやみまくったり 誘惑に負けそうになったり 自分のふがいなさに気付いたり
そうやって コツコツと 人格を築き上げていくしか無いんですよ
事件があったら 報道して コメンテーターが結果論だけグダグダ述べて そういう表現がある作品に責任を押し付けて蓋をしてしまう、そんなんでいいんでしょうかね?

 元々 原作自体も 当初は いろいろと物議をかもしていた作品で
まぁ アニメでも こんな事が起こってしまうというのも、 ある意味 この作品の宿命じゃあるんでしょうね

 中途半端な時期に 大介が 着任する事になっています、 それは いずれ明かされると思いますが、 まぁ かなり ここの生徒たちは ませていますね
「ネクタイと スーツの色が同じなのはダサい」など こういうのも 大人の発言とか テレビでの発言などを聞いて それを使っているんだと思います
小学生で ネクタイとスーツの色のバランスなんかを 気にする事なんて まず無いでしょうからね
こういう事を言うにしても ただ言うだけじゃなくて 何故なのか みたいな事を考えるようになればいいんですけどね
子供相手に 難しい事を言い過ぎるのもなんですけど やっぱり 何を発言するにしても その言葉がどんな物なのかを
遊びを交えてでもいいから 考えるように方向にうまく持っていければいいんですよね、 難しいですけど やっぱり 考えさせる事は大事だと思います
で 教室の中はと言うと 女子生徒が 体育明けで 自分の服に 着替えているようです
新米教師なんで 右も左も分からないとはいえ 体育開けの教室に ずかずかと入っていくのはまずいっしょ 笑)
そういうところだって 入る前に ちょっと考えてみれば分かる事なんですけどね、本当は 簡単に回避できる事なんですよね
ポカをしてしまったらしてしまったらで 大人だって その事を振り返って いろいろと考えてみるべきなんですね

 別に 覗いたわけじゃないんですが 見てしまったのは 事実で 小学生から「まじかよ 覗きー?」と ひそひそ話されても 言い返しようも無いわけですね
そういう ひそひそを聞きながら 大介は 「見せるもんも無いくせに」と 心の中で呟いています
まぁ それはそれで 本音でしょう が やっぱり それで思考が 完結しているならば 生徒たちだってちゃんと付いてくる事は無いでしょうね
もちろん 生徒たちは全員 初対面になるわけだから 自己紹介をはじめます 自分の名前を書いて 「よろしくお願いします」と 言うと
「お願いしま〜す!」という 生徒たちの 元気な返事に 「意外と素直じゃないか」 と ビックリしています
こういったところも まだまだ 大介と生徒たちが 完璧には 分かり合えてないという 証拠だったりするんですね

 顔を名前を一致ざるために 出席を取り始めるわけですが 早くも 問題に直面します
風邪とかで欠席しているワケではない生徒が居るようです、 宇佐美々ですね OVAでは すでに元気になった後の様子が描かれていましたが
実際は 大介が着任した時は 「不登校」の生徒だったわけです

 黒 の名前が呼ばれると 一応返事はするものの 携帯の操作に夢中の様子です
さて こんな時 自分だったらどう対処しますか?、 大介は見逃すという判断をしています、 これが 正解の判断なのか 間違った判断なのか
時間が経たないと 結果は分からないんですよね、 もちろん 授業中に 携帯をいじるなんて事は 言語道断ですよ
ここで 黒の信頼を勝ち取って そのような行動をやめさせるには どんな事をやればいいのか
完璧な正解なんてこの時点で はじき出せるわけ無いわけで 黒 の事を 理解する事ができるか、 やっぱり いろいろと考えるしかないんですよね

 続いて りん の番ですが、 美々や 黒よりも さらに 扱いの難しい子が この 九重りん ですね
いきなり 大介の 歳を 聞いてくるなど興味は深々のようです
でも 「彼女居ますか」などを質問しています ここまでくると 明らかに からかっていると言う感じですね
じゃぁ こんな時 自分だったらどういった行動を取るのか ん〜 やっぱり難しいですね
ついには 「先生の彼女になる」「だって 先生に裸を見られちゃったんだもん」のような事まで言い始めています
さらには 黒がそれを 携帯で 動画で録画してたりと いきなり 手を付けられない状態になっています
白井先生が 怒鳴り込んできた事によって とりあえずは納まりましたが、 自分だったら この状況を「上手く」収めるのは難しいですね

 いきなり 前途多難だと思い込まされて 職員室でため息をついていると お茶を持ってきた先生が
超バストサイズの 宝院先生です、とりあえず 胸が凄すぎる 笑)
宝院先生は 多分 元気付けるために 「一組の奴らうるさいから」といったんですが、 やっぱり 自分のクラスじゃないからという ヒトゴトな発言なんですよね
同僚の先生と 話している時に 早速 美々について質問を始めています、 こういったところは ひとまず なかなか 気配りは出来ているんですよね
小矢島先生が 「不登校だ」と そこは すぐに言ったのですが、 「前任の先生といろいろあったのではないのか」とちょっと 言葉を濁しています
何が起こっていたのか というのも 知りかねると言った所ですかね

 大介が 校庭にいると ネコを発見します、 そこに なぜか りん も 来ています
ネコが ガリガリの状態で 学校に迷い込んでいたから それを発見した りん が 餌をあげるのが 慣習になっていたようですね
普段 滅茶苦茶 生意気な事を言っている りん なんですが、 こういった 命に対する考えは かなり しっかりとしたものがあるんですね
それは これまでの 自分の経験というものも いろいろと関係しているわけです、 これは いずれ分かると思います

 ここで一番の問題は りん は 「大人の事を信用していない」ということです、結構 衝撃的な発言なんですが
これは 自分の認めた人物以外は 基本的には信用しないと言う事なんです まぁ 普通っちゃ普通のことなんです
でも 「最初から信用していないと言う所から始まる」のも それはそれで ちょっと問題があるんですよね
今回の場合は ネコを守りたい と言う気持ちがあっても、 もし先生に見つかったら 保健所に連れて行かれるでしょう
たとえ りん が 訴えた所で その時は いろいろと 方便を言っていても 結局は 保健所に連絡を入れるでしょう
そういう パターンを りん は 一番恐れているし 一番 大人を信用できない と 思っている理由なんです
どちらかと言うと 普段の 生意気な態度も 実は 「大人を測っている」所でもあったりするわけです

 大介が ネコを追い出すような事はしない大人だと 分かった りんは ここから 大介に 急接近 をはじめます
ネコに引っかかれてしまった 大介の指を 舐めると言う 意外な展開に
もし 相手が 宝院先生なら 即性的な 妄想に走ってしまいそうな感じなんですが
でも りん は 小学生 普通なら そんな方向には 行く分けない・・・・ なんですが りん だと なんか イケナイ方向に向かってしまいそうな
そんな魅力が あったりするんですよね
ロリコンというよりは 「りん が一人の女性として見えてしまうシーン」が 今後も出てくると思います

 書道の時間ですね、 大介は 普通に 先生のように振舞っていますが
黒 は なぜか 大介の事を嫌っているんですが 何故 嫌いなのかは まぁすぐに分かると思います 笑)、「気安く触んなロリコン」も 黒らしくて好きですけどね 笑)
りん は なにやら 規制が掛かるような事を書いてますが「中出し希望」と書いてます 笑)
テンパり過ぎている 大介を見て 童貞だと 判断する 黒、 まぁ正解なんですけどね 笑)
しかし こういう時って どう対処すればいいのやら

 放課後 大介を見かけた 宝院先生が 大介を呼び出して 美々についての 本当のことを 大介に話します
実は 前任の先生は 生徒たちから イジメを受けていたんですね、 その後に 辞めてしまったんです
大介は 前任の先生の教科書に ひどい事が書かれまくっているのを見て ショックを受けているようです
生意気なのは身をもって知ったわけですが だからと言って このような イジメをするとは 思っても無かったみたいです
この中でも 規制が掛かってましたけど ん〜 そこまでして 規制かけないといけないものなのかな?
実際のイジメだって そういう卑猥な事が実際に 書かれたりしてしまうんですよ?、 そういう事には 蓋をすりゃ万事解決ですか?

 そして 大介がその教科書を眺めていると りん が その書かれていた内容を まるで知っているかのように 言い始めます
何故 放課後にりん が 学校に残っているのかなども 後々明かされると思いますが ここで重要なのは 何故 りん が 内容を知っているかと言う事です
それは そのイジメの 主犯格が りん だからです
元々は 前任の先生が 美々に対して ずっと 批判などをしていたわけですね 子供にとっては イジメられているとしか思えない行為です
それに対して 我慢したり 反発する事が出来ずに 美々は不登校になってしまうわけですが
その敵を討ったのが りん ということです、 もちろん りん の 取った行動は間違っていますね けれど 美々の事を思った行為である事には変わりありません
そういう時 どういうような リアクションを取るべきでしょうか

 大介は 親に連絡をとろうとしますが、 りん は パンツを下ろして 逆に 大介に対して 脅しをかけてきます
ネコの事を思う気持ちや 美々の事を思う気持ち それは間違いなくやさしいものですが、 それを貫き通すために このような行為も平気でやってしまう
ここまで 突拍子の無い事ではなくても このような 不安定な感情を 子供が常に持っているということは 知っておく必要があると思います

 大介は その後 美々の家まで来ています、 もちろん 学校に来てもらおうと思っての事ですね
最初は 美々の 機嫌を伺うような事ばかりしか 言ってなかったんですが 「そういうことじゃない」と思い
率直に 以前の先生の事を話し始めます、 美々は「信じてくれるんですか?」と言って泣き始めます
おそらく イジメの事を 親に言っても 「学校に行け」としか言われなかったんでしょう だから 身動きが取れないで居たのでしょうね
まずは 自分の言っている事を 素直に受け止めてくれる人が必要だった、 「学校に行きなさい」じゃ無くて まずは 自分の主張を聞いて欲しかった
これは 美々のような子の場合のパターンだったわけです、 じゃぁ 黒に対して このやり方が有効かというと そうじゃないんですよね 笑)
あと ここで 美々が 大介に聞いた言葉にも 規制が掛かってましたね これって「フェラ」なんですけどね 笑)
美々は 大介と打ち解ける事が出来たので 思い切って 登校をしています、 途中 家に戻ろうかと一瞬思ったようですけど
りん や 黒 に 声をかけられたことで 学校に向かう事が出来たようです

 休み時間でしょうか りんたちは ネコに会いにきてますが 姿が見えない様子
いつもの餌の場所に ロールパンが置かれていた事に気付いた りん が 微笑んでますが
ネコの好物を ちゃんと 大介が聞いていて 置いているって事に気付いたからなんですね、 一時は 大介の事を信じられなくなっていたんですが
美々が学校に来れるようになった事や このネコの件で 再び 信頼を置けるようになった瞬間です


 大介が 教室で 宝院先生と会話をしていた所に 黒 が 大介の事を「童貞」呼ばわりして 呼びに来ます 笑)
ネコが木に登って 下りれなくなっているって思って りんが助けようと 木に登っているらしいです
まあ ネコなら たとえ落ちても大丈夫な 位の高さなんですけどね、 人間が 特に小学生とかが 登るには危険な高さです
案の定 りん の 重さで 枝が折れて落下するわけですが 大介が受け止めて下敷きになって りん、 は 猫を抱えています
とりあえず りん と ネコ は 大丈夫なんですが、 下敷きになった 大介は 気絶してしまってます
それを見た りん の脳裏には 秋の事がフラッシュバックしています、 そして 異常に「死んじゃ嫌だ」と テンパって居ます
これに関しても 詳しい事は いずれ 描かれると思います、 まぁ 大介は 脳震盪を起こしているだけなので 大丈夫です
せっかく 大介が ある事に 気付いたってシーンなんですが ここでも規制が掛かっていて意味合いが薄れてしまってますね
ん〜 地上波のことを考えて直接的な描写は無いと思うんですけどね、 こんな事やってると 余計に違う意味で捉えられてしまうんじゃないかと