(TVA)(ムシウタ) 第11話 『終ワラナイ夢』

 前回 ガーデンに 乗り込んだ 利菜ですが、 そこは 無気力な 人間たちが ただ立っているだけの世界
まぁ 確かに そこに 普通の人が 連れて行かれたら 精神的に受けるダメージは 大きいでしょうけど
利菜は どんな勝算があって乗り込んだのでしょうか、 もちろん 叫んでいる場合ではありませんね

 最初 利菜が 気づいた地点は どうやら 地下だったようで そこから 外に出てくると
なんと 桜架市の 桜架駅付近を まんま再現しているようで ガーデンの規模は 相当 広いようですね
そして 本当の 桜架市と 決定的に違うのは そこにいる人たちが すべて 欠落者であるということ

 一人残され 利菜の部屋で 呆然となっている 詩歌に 声をかけてくる 女性がいます
多分 大助たちの 担任の先生でしょうけど おそらく その女性は 始まりの三匹 の一人なんじゃないでしょうか
そして 利菜の前には、 圭吾が 一人で現れます 当然 利菜 は 敵意をむき出しにして 臨戦態勢をとって
「虫」とはどんな物なのか という質問をします
圭吾の説明によれば 虫憑きが 欠落者になる事で 心を失ってしいき 自分たち以外が 全員欠落者になれば 世界を支配出来ると思った者達が居たらしい
そのためだけに 何らかの方法で 虫を 作り出した「だけ」という事らしいです

 そして 利菜がガーデンに来た事で 特環としては 利菜を捕まえやすくなったし、 詩歌も 利菜を失う事で 隙を見せるかもしれないと
相変わらず 陰湿な戦略を 立ててきますね 圭吾は 笑)
特環から 全方位マークされてしまった 利菜は いきなりの大ピンチですね
詩歌 も 女性から 追い詰められています、 詩歌が 「大喰い」と 呼ぶ女性は やはり 詩歌を 虫憑きにした 女性ですね
虫憑きの 夢を食べるのは 憑いている 虫というより、 その人物を 虫憑きにした 始まりの三匹 に 最終的に食べられるという感じなんでしょうか
夢を持って生きて その夢が 達成した時に 喰らい尽くしてしまう、 その夢が 困難なものほど 大喰い にとっては おいしい夢になる
つまり いずれにしても 夢が適えば 喰われてしまうって事なんですね

 詩歌が 大喰い には 意地でも抗うという意思表明を見せたので それも 大喰い にとっては 夢がおいしくなるエッセンスだと思っているのでしょう
さらに 虫を 詩歌の前に表せて その場から居なくなってしまいます、 そこに ふゆほたる が現れて ふゆほたる が 「来ないで」と呟いてます
これまで 虫が喋る事は無かったわけですが 明らかに ふゆほたる から 言葉が発せられてますよね
目の前に 現れた虫を 吹き飛ばそうとしてますが 途中で 中途半端に やめさせてますが、 それでも 明らかに ふゆほたる の 力は 桁違いのようです
利菜の部屋だった 最上階は 全部吹っ飛んでしまってますね、 みんみん が 助けて地面まで連れて来てます

 が どうやら みんみん は 特環 を 裏切っていたフリ をしていたらしく、 ふゆほたる と 二人っきりの状態になっているのが チャンスだと思っているようです
ここで ふゆほたる をやっつけて 圭吾の下に差し出せば 、 圭吾から 自分の力を 認めてもらえる と思ってるんですね
つまり かっこう を 出し抜くつもりで わざと 利菜の仲間の フリをやっていたって事になるわけですね
大蔵も 詩歌の前に現れてますが、 みんみん には もう周りがよく見えてないのか とにかく ふゆほたる を 倒す事しか考えてません

 ガーデンに居る 利菜ですが レイディー・バードの力は 他の 何十 何百人の 特環の虫を圧倒しているようで
全く 敵になってないって感じです、 が 虫だけかと思いきや ヘリが飛んできて ミサイルまで撃ってきます、ガーデンって どんだけ広いんだよ 笑)
被弾して 一瞬 ひるみますが それでも ヘリを落してしまうとは、 やはり それだけの力を 自負しているだけに 一人で乗り込んだわけですね
そして 圭吾を 追い込んだかに見えた時 またもや 急に 利菜の体に 異変が
つまり ガーデンを攻略するにつれて だんだん 利菜の夢も適いつつあるってことになり いわゆる 成虫化 が 促進されているって事になるわけでしょうか
成虫化が始まりかけているというのに気づいた 利菜は 「戦って生き抜いてみせる」と 声をかけることで 再び 抑制をかけています
これも まだ夢が適うのは先だという 意識表明だからでしょうが、 戦いを続けて有利になれば また 成虫化が始まるという
自分の意志を貫いて 実現すれば 結局は 成虫化するという どうしようも結末が 待っているわけなんですよね
利菜の家の近くでは みんみん が 戦意の無い 詩歌を 一方的に 攻め続けていますが、 ふゆほたる が 自分の意思で 勝手に戦おうとしているみたいですね

 ガーデンでは まだ 利菜の方が 有利に見えた直後、 また最初に居た数と同じくらいの局員たちが現れます
天井知らずとはこの事、 いくら レイディー・バードが 強くても これだけ圧倒的な 数が相手だと いずれ 力は尽きるでしょう
それでも なんとか 圭吾を地面に落して とどめを刺そうとしますが レイディー・バードが力尽きたのか 利菜の夢が限界なのか
全く動けなくなり またもや 圭吾は 助かり あの 憎たらしい 喋り方で 「残念だったね」と
利菜は 悔し涙を流しながら 割れた地面から 地下に落ちていきますが
突然 巨大な 何かが 這い上がってきます、 もしかして レイディー・バードも成虫化が始まったのでしょうか?
そこに かっこう も 現れます、 圭吾が言うには かっこう も そろそろ成虫化が始まっても おかしくない時期のようですね

 ふゆほたる相手では やはり力の差は歴然としてるらしく、 詩歌が 意識して戦わせてなくとも みんみん の 虫 は やられてしまったようです
みんみん の 夢も 「普通の人間に戻って 好きな人の下で働きたい」と本当に 誰でも 願う事があってもおかしく無いものなんですよね
そのため ふゆほたる を 襲わざるを得ない状況にしたのは 始まりの三匹 ということですね
あの 憎たらしい圭吾だって 元は 妹が 虫憑きにされてしまったから 今のように ならざるを得なかったわけなんでしょうし

 みんみん の 虫を殺したあとも 「みんな消えてしまえばいい」と暴走をはじめている ふゆほたる を 抱きしめて「もう負けない」と
詩歌が 強い意思表明をすると なんとか ふゆほたる の 暴走も収まりますが
直後 大蔵 の 兜の角が 詩歌を直撃、 腹部からは大量の出血をし 地面に倒れこむ 詩歌、 何故 大蔵は 攻撃をしたのか
詩歌は 完全に意識を失ってますが ふゆほたる は 再び 目が赤くなってます、 暴走を始めてしまうんでしょうか?
成虫化をはじめた 利菜を助けるためには 虫を殺して 欠落者にして 復活に託すしかありませんが
皮肉にも かっこう も 成虫化が始まりつつあります
そして その 成虫化しつつある二人を見て おいしく頂く気満々の 大喰いも 見守っていて
さらに 利菜は 巨大アメンボみたいな 状態から 人型の形態にまで 変化してしまってます

 いったいどうなるんだ?、 もう先が 全く読めませんね 笑)