(TVA)(エル・カザド) 第23話 『惑う女』

 ローゼンバーグに騙されていたと 怒りを露にしている L・A、 ってか 急に調子が悪くなるのは 腕輪のせいだって 今気づいたのか 笑)
以前 切り取った エリスの 髪で 小さい わら人形みたいなのを作っているし 案外 細かい 作業は好きなんだろうか?
というか エリスを思う気持ちだけで 作り上げたというのが正解かもしれない 笑)

 前回 倒れてきた 石柱が当たってしまい 意識を失っている ナディは 病院で リカルド リリオ ブルーアイズ と エリスに よって看病されています
ナディが こうなったのは 自分のせいだと 思っている エリスは ずっと 自分のことをせめているようですが
まぁ やろうと思ってやったわけじゃないし 不可抗力っちゃ 不可抗力なんですけど、 エリスがあの時に起こした現象によって 起こった事は事実なんですよね
ブルーアイズは エリスのせい と 答えていますが 苦しめるために言ってるんじゃなくて 嘘は言いたくないという 気持ちからなんですね
そして ブルーアイズがいた組織こそが かつて魔女と呼ばれていた人々の末裔たちだった事がわかりました
ということは ウィニャイマルカに行く事で ブルーアイズだけでなく その他のメンバーたちも 影響を受ける可能性はあるって事ですよね

 看病を続けている エリスですが いつも持っていた 石が 光を放ち始めると ブルーアイズの持っている 石も 反応しています
その力が ナディに影響を与えているように見えますけど エリスは 特に意識して 能力を使った様子はありませんでしたね
ブルーアイズ は 「始まったわ」と呟いてますので これが何かということは 分かっているんでしょうね
とりあえず これまでとは 力の発動の仕方が 違っていましたね
とりあえず ナディは 意識を取り戻したようです、 ナディが目覚めたので 気が緩んだ エリスは 安堵感から眠くなったのでしょう
そのまま気を失ったみたいに倒れて眠ってしまいます

 少し時間がたって、 病室に ブルーアイズが コーヒーを入れて持ってきます
ナディは まだ 不審がっていますね 笑)、 もちろん コーヒーに毒は 入れちゃいないでしょう 笑)
自分は 怪我人だとナディは言いますが ブルーアイスは もう 完治しているはずだと思って 話してますね
それだけ 魔女の力によって 完璧に治療する事も 可能だという事でしょう
それを 攻撃の方向に持っていけば L・Aですら 簡単に弾き飛ばしてしまう力にもなると
ここで ブルーアイズは 自分も魔女だと 説明しますが 流石に ナディは 信じてませんね
まぁ 正確に言えば ブルーアイズはあくまでも 末裔で 魔女の力を持つかもしれない人物という事で
科学の力によって 魔女の力を持ったまま 生まれてきた エリスとは、 同じ魔女でも 完全に 別物です

 ブルーアイズが これまで エリスの身柄を確保しようとしていても 何故だか 泳がせ続けていた理由は
以前にもちょっと語られていましたが 今回は もう少し 語られていますね
魔女の力に憧れていて それゆえに 本当の魔女の力を実際に見たかったんですね
そして その力に触れれば もしかすれば 自分にも 何かが起こるかもしれないという 淡い期待もあったようです
それと 一族の考えとしては 魔女をいまさら 復活させる事などは許せない という気持ちが強いようですね
エリスの 身柄を確保しようとしていたのを見れば 人工的に作られた存在ですが 殺すという考えはないかもしれませんね
プロジェクトは圧力で凍結させ エリスは 一族で確保 そのまま 存在を知られるまま 過ごそうと思っていたのでしょう
ただ ブルーアイズ は 魔女を見たかったから それに はむかってしまったわけですね
ブルーアイズが 今後 一族に狙われるかもしれませんが それも 仕方の無い事でしょうね

 前回 ローゼンバーグ と エリスが呟いた 古文章に書かれていそうな文ですが それは 一族に伝わる伝承の一説 らしく
「真の魔女」の力の事を詠っているもので 万物に対して力を及ぼす事が出来る、 神のような存在
要は その力を ローゼンバーグは 利用しようと思っていたわけですね
寝ていたと思っていたエリスですが ここで 話されていた会話は ほぼすべて 聞いていたようですね

 ブルーアイズは いずれ分かる事だしとも言ってますが どちらかというと 聞かれていることを望んでいたかもしれませんね
実際に ウィニャイマルカに到着してから 事実を知るのか、 あらかじめ知った上で それで ウィニャイマルカ に 行くのか
選択の余地を与えたいと考えているようです
一族から 離れる事で自分も危険になるし、 エリスが行かないと言い出せば行けなくなる
それでも 自分の気持ちを貫くためには 自分なりの けじめを きっちりとつけてないと 駄目だと考えているようです
ブルーアイズって なんとも 不器用というか 笑)

 エリス は 事実を知って いろいろと 考えている様子です ずっと無言のまま 椅子に座って いましたが
前回 ナディが話を聞いていた おじいさんが エリスのところに来て 昨日の事について 切り出してます
エリス は 「魔女の力 は いらない」と考えているようで、 それに対して おじいさんは 「望んでも手に入るものじゃない?」と
それでも 必要が無いと言うので 「力を使いこなせば 人を傷つける事も無くなる」 と 言いますが
「たとえ そういった 力でも いらない」というのが 今の エリスの 気持ちのようです
ナディが追っていって 声をかけると、 エリスは 振り向かずに ナディの前から去っていきます
ブルーアイズ は エリス が 自分で決める事だから 追うべきではないと いいますが、 ナディは まだ迷っているからと追おうとします
ナディの主張する導いてくれる人 と ブルーアイズの主張する自由 、 まぁ これは どちらの意見も 必要でしょう
「ただ単に 独りで決めなさい」ではなくて 「意見を言ったり 方向を手招きしてから はじめて 自分の意思で決めなさい」と促すのが 正解でしょうね

 エリスは L・Aを誘って ウィニャイマルカではなくて 別のどこかへ行こう と考えたようで
実際に 二人で行動を始めます、 L・Aの目的は ウィニャイマルカに行く事ではなくて エリスと暮らす事でしょうから 棚ボタ ってやつでしょうか
タコスを 二人で食べている所なんかは 普通に カップルみたいになってます 笑)
が 電話が鳴る音を聞いて 急に苦しみだす L・A、 ローゼンバーグの恐怖がまだ抜けきってないんでしょうかね
苦しんでいる L・Aを見て 恐怖して その場から逃げ出すエリスは ちょっと ひどいかな 笑)
まぁ確かに 頭を地面に打ち付けて ローゼンバーグの恐怖を打ち消して また変態ぽくなる姿を見れば 誰だって引くでしょうけど 笑)
いや まぁ それこそ 普段は自由だけを与えられて いざ自分の自由を貫こうとすれば ローゼンバーグから強制され歯向かえない
ナディや ブルーアイズの 話を聞いていると さらに思えるんですが、 L・Aも かなり不幸な存在なんですよね

 行き場が 無くなった エリスのところに 現れたのは ナディ、 そして 一緒に ウィニャイマルカに行こうと言います
自分の力の存在が ナディを傷つける可能性があるのが怖いエリスですが そんなことは関係ないと ナディに 口説き落とされた感じですね
おおきく振りかぶって の 廉 と その後ろを守るメンバーたちと 同じ様な関係があるからこそ はじめて出来る事があるってのと同じ事ですね
そして エリスの涙 は もう 無機質なものではなくて 人間としての涙でしたね

 そして ある遺跡のような所に到着すると そこで 待っていたのは、ローゼンバーグ
エリス は ハインツと暮らしていた時期に 何度か 見かけた程度でしょう
ナディは ずっと監視されていたでしょうが 逆に ナディが ローゼンバーグを見るのは これが初めてなんですよね