(TVA)(エル・カザド) 第14話 『メイプルリーフ』

 前回の書き込みから かなり 開きましたが 本作も 最後まで やりますですよ 笑)


 これは 過去の話でしょうね、 エリスは ハインツから 検査を受けているようですが
エリスは そういう事をされるのを かなり嫌がっているようです
自分の机について うまく 事が進まない事に 多少のイラつきを見せている ハインツの所に ローゼンバーグがやって来てます
エリスの 検査が進んでない事に対して 催促をしに来たような感じですね
「あの検体には意思がある」とハインツが言うと、「心には心を」と プレゼントを差し出すローゼンバーグ
プレゼントをしたり 人間のように接したりで 気分取りをしなさいって事でしょうね
エリスが テディベアを握り締めているのを見ると ハインツが プレゼントを渡して 気分を取ったから しぶしぶ従っているんでしょう

 エリスが 雪だるまを作っている所とかも ハインツは ずっと監視カメラで監視しているんですね
もちろん カメラがあるという事は エリスは気づいていて 何処無く 居心地が悪そうにしてます
ハインツが エリスの部屋に入って テディベアを見ていると エリスが「それが一番好き」と言いながら 部屋の中を見てました
どうやら あの後も いくつか ぬいぐるみをプレゼントしていたようですが やはり 最初に貰ったものが一番 印象に残っているわけですね
もうこの時点で エリスの身長も結構伸びてますね、 最初の ローゼンバーグが訪問してた時よりも それなりに 時は 経過しているようです

 針金で作った 眼鏡をかけている 雪だるま を 「(ハインツ)先生」と呼ぶエリスですが
おそらくこれは ハインツだけは信頼しているよ という 気持ちの現れでしょうね
エリスが くしゃみをしたので 早く着替えて リビングへ来なさい と ハインツ も 風邪を引かないように 心がけていますね
暖炉に当たりながら 体が温まったか? と聞くと 「なんで?」と聞き返すエリス、 それに対して ハインツは答えきれてません

 再び ローゼンバーグが訪問して、 ここ数日は エリスに全く変化が無い という報告に 少しの 苛立ちを見せてますね
ハインツは あくまで 自分の役割は 検査をすることだけだ と 意図的に エリスに 変化をさせる事を 避けてますよね
ローゼンバーグ は 以前は 「検体」と呼んでいたエリスの事を「彼女」と言うようになった ハインツに気づいてます
まぁ 多少は エリスの事を 思うようになっていても おかしくは無いですけどね、 でも 元々 冷たい言い方をしてただけに これは 大きな変化でしょう

 エリスは この時期からも 身体能力は かなり高いようで 片手で 逆立ちとか平気でやってます
ハインツも エリスを「魔女」にするよりは このまま 惚けて 単に身体能力が高いだけの人物にして 自由にさせてやりたいと思ってるのかもしれませんね
ローゼンバーグは 直接は言葉にはしませんでしたが エリスに恋しているんじゃないのか? のような 揺さぶりをかけて来てますね
基本的 顔には出さないように 冷静に答えてはいるものの、 言葉では 多少 イラつきを出してしまってますね

 ローゼンバーグが 帰り際に 以前 プレゼントした テディベアの 手足をちぎって あえて見えるところに 捨てていってます
意図的に エリスを怒らせて 力に目覚めるのを 促そうとしているんでしょう
そして 力を使うときの 独特な息遣いを始めてますね、 無意識のでしょうが 力を解放しようとしてるんでしょうね
完全に ローゼンバーグの思惑通りに 事が進み始めたようです
力の暴走が始まりそうになってましたが ここは ハインツが エリスを抱く事によって エリスも我に帰って 一応収まったようです
ローゼンバーグ は 窓のところで 力が発動しかけたのを確認して「素敵な夕暮れだ」と ご満悦のようです
まぁ しかし ローゼンバーグも 自分の手は 汚さないという ちと 汚い性格ですな
ハインツも エリスの力を 目の当たりにしたわけで 「悪魔は実在した」と認めざるを得ない状況になりました

 エリス が 力を持っていたことが 発覚してしまったので 観察という状態から 力をどう制御するか のような 訓練みたいな事になってきてます
一番最初は ただ風が勢い良く窓から入ってきただけでしたが、 物を発火させたりすることも出来るようになったようですね
ただ 力を使うにも 非常に疲れるようで 発火させた直後などは 相当 呼吸が荒くなっています

 また ローゼンバーグに報告してますが ハインツ は ウソの報告をし始めたようですね
かなりの所まで 進展しているのに、 以前とほとんど変化が無いという報告をしてます
エリス に 無理をさせたくないというよりは 自分が研究したいという感覚なんでしょうか?
もし エリスのことを思っているのならば 発火の練習とかさせるわけがありませんよね
ローゼンバーグが カマをかけても 惚けています、 まぁ ローゼンバーグは ハインツが 嘘をついている事は見抜いているはずですが
とりあえず ハインツ を 信じるという事で 帰っていきます、 そして 再び 「検体」 と 言い始めているのを聞いて
「後悔しますよ」 と 多分 なんらかの 処分をすることを 決めたようですね

 ハインツ は ローゼンバーグから言われたとおり 研究室の 外に連れ出して 湖を見に行きます
というか こういう部分は 素直に従うんですね 笑)
エリスが 湖を見て 喜んでいると その 湖について 説明を始めますが、 エリスは素直に景色を楽しんでいるのを見たら
そういう スペックなんてどうでもいい事かと 気づいてます
なるほど ハインツって 典型的な 研究者なんでしょうね エリスの力を見てしまってからは 一時的に 以前のような 研究者に戻ってたんでしょう
でも こうやって外を出歩く事によって 再び エリスの事を思うようになったのでしょう
一応 検査は続けているようですが エリスが 嫌だと抵抗すると 「わかった」と 検査をすることを 放棄しています

 ハインツは 全く 検査はしなくなり 再び 感謝祭がやってきた頃には 七面鳥を焼いたりと 完全に 普通の生活をするようになってますね
もちろん 報告は 変化無しという嘘の報告を続けている事でしょう
となると ローゼンバーグとしては いよいよ 何らかの 制裁を加えなくてはならなくなって来たんじゃないでしょうか?

 エリスは プレゼントを用意してますね、 もちろん ハインツに渡すつもりなんでしょうが
あれ これって 以前 超能力者が 見ていた 過去の光景に似てませんか?
エリスはハインツの事が好きですし、 ハインツ は 駆け落ちする事を決心したようです
二人で 微笑みあった 直後、 銃声が鳴り響きました