(TVA)(エル・カザド) 第08話 『嘘つく女』

 マフィア の ドンが サンチェスの目 に 見たものは何だったのか
よく分かりませんが 何か 通ずるものがあったのでしょう
それは 自分の 最後の時に 必要な人間が サンチェスだという 直感があったのかもしれませんね

 エリス は 人間的な 感情を理解していっている一方、 L・A は ローゼンバーグが思っているような 成長をしていないようです
その お互い 対照的な 存在にも 今後 目が放せなくなってきました


 前回の 話を よく見ていると リカルド は L・A の 頭付近で 発砲をしていましたね
おそらく 音 や 衝撃波 によって 脳震盪を起こして 倒れたものと思われます
前回のは 殺すことなく L・A の 身柄を確保する事が 目的だったようです
拘束されていた L・Aに対して 「(L・Aに)心を与えた」という表現がありますが
エリス も おそらく L・Aと 同じような存在だとは思われますが
では その 心を与えられる前の状態は と いうと まだまだ 全く 分かりませんね

 しかし エリスの心 と L・Aの心 は なんか 対照的な感じがするんですよね
心 の 与えられ方が、 シュナイダー と ローゼンバーグとでは 違っていたのかもしれませんね

 また 新しい 何者かが ナディ と エリスの所によって来てますが
どうやら その人物は 周りから 恐れられているようですね
ナディ と 知り合いなのかとも思ってたんですが ナディの銃を見て 「賞金稼ぎか」と言っている所を見ると
初めて会った という事でしょうか?
ナディたちに この街から 出て行けと 言っています、 とりあえず 何らかの揉め事には 巻き込みたくない と いった所でしょうか

 その男は サンチェス というらしく、 その地域を 占めている マフィアの No2という事です

 ナディ と エリス が 店から 出た直後、 ナディ の 腹部に 流れ弾が当たって 病院に運ばれています
うむ〜 こういうのを見ると 本当に ナディって プロの 賞金稼ぎっぽく無いんですよね
というよりも 非現実的な 映画やアニメ の ヒーロー は あくまで 仮想の産物であって
凄腕のガンマンとか MADLAXのイメージが 強くなりすぎている 私たちに対して 「やはり リアルの世界は こうなんだよ」というメッセージを
送っているのかもしれませんね、 そのため ナディのこういう場面を 執拗に見せてきているようにも感じます

 危険な状態の ナディを 見ていた エリスが 能力を使い 弾頭を取り出したのを 偶然見かけてしまった サンチェスが
エリス を おそらく マフィアの本拠地に 招いたようです、 そこには ドンが ベッドに寝てました
違う名前で エリス を 呼んでいますが、 サンチェス は きちんと 認識しているわけなので ボケているとは思えないんですよね
その パウリナ と エリス の 容姿にダブる部分があるのか、 あるい は あえて とボケたような発言をしているのか

 ええええっ!? ローゼンバークの留守中に 部屋に忍び込もうとしていた ヘイワードですが お尻が通らずに撤退? 笑)
なんか トラップに 気付いたとかじゃないのか? 笑)、 というか トラップに気付いた事にしておいてくれぇ 笑)

 何らかの病気に犯されている ドンを 助けてほしいという 願いを エリスに 告げている サンチェスですが
エリス は どうやら 出来ないみたいな返事をしています
手を貸したナディ と 手を貸せないドン の 違いとは 何なんでしょうか

 おそらく 「出来ない」 から 「出来ない」 と 言っている エリスでしょうが
もしかすると エリス は ドン自身が 延命する事を 拒んでいる事を 読み取ったりしているのかもしれません
しかし 能力の 出し惜しみをしていると思っているんでしょうか、 サンチェス は 出来ないなら「命を奪う」と 脅しをかけてきています
まぁ ある意味 マフィアらしいといえば マフィアらしい 自分本位さです、 それでこそ マフィアという感じですね
エリス が 賞金首だって事は 調べ上げているようです

 ナディ は 様態は回復したらしく 結構 いつものような感じに 戻ってはいますね
そこに 紙飛行機で エリスの居る場所を教えている人物が居ますが、 これは 間違いなく リカルドでしょう

 って 先週から 緊張感を 阻害しすぎだろ? ナディ 笑)
タコス タコス 歌ってるんじゃないよ 笑)
まぁ 決めゼリフ の 「遺言があったらどうぞ」入りました〜 笑)

 最初 銃を向けては居ますが、 強行的に 屋敷に入ってきた ナディを 迎え入れているのを見れば
サンチェスが 紳士だっていう事はよく分かります
おそらく エリスが 賞金首なのに その首は取らずに 一緒に 旅をしている 賞金稼ぎの ナディだと
分かっているからこその 応対なのかもしれませんね

 そして ドン の 最期が 訪れるわけですが
エリス は パウリナ では 無いわけですが ドン の事を パパと呼んでいます
嘘はダメだといっていた エリス が 嘘をついている事になります

 嘘がダメと言うセリフが むしろ 無機質だったのに対して
「必要のある嘘」を 理解したエリスが 発した「パパ」という 人間的 な 嘘