(TVA)(らき☆すた)(「ケロロ軍曹」 と 「セミの死骸」)

 以前 http://d.hatena.ne.jp/morakana/20070521/1179778652 で 書いてた 「ケロロ軍曹」 と 「セミの死骸」の事ですが
なぜそう思ったのか書かなければ意味が無いじゃないかという 指摘がありましたので 書きます

 では 何故 今回 そんな予感があったのかというと
ネタの中でも オタクじゃなくとも ほとんどの人が知っているであろう 「ケロロ軍曹」でやっていたというのが大きくて
その上 元々 ケロロ軍曹の ネタを やったのは 山本寛監督の時なんですよね
作中では ケロロ軍曹が 好きだといっておきながら、 翌日 ケロロ軍曹が居なくなっている事で 特に つかさ は 大騒ぎはしていませんでしたね
セミが 鳴く事で 人は 夏が来たなと 感じたりして 楽しむわけですが 生まれて およそ一週間後には 死に 人知れず 朽ちてしまうわけです
つかさ の ケロロ軍曹 も 買われた時は つかさ に 楽しまれていたでしょうが、 あのまま 路上に落ちたままなのなら 人知れず 朽ちていくでしょう

 じゃぁ なぜ そのようなシーンを入れたのかを考えた場合
単に 「注目を浴びるのはその一瞬だけで、 その後に 残るのは はかなさ である事」を言いたかったのかもしれません が
もっと大きく捉えてみると これまでの 過度なパロディや ネタは その瞬間には 目を引くかもしれないけど
この手の 演出も 慣れられてしまえば 注目も薄くなるし 注目されなくなったらそこで終わりなんですね
そういう真意で 作中で 意図的にやってたとするのなら 次回以降 変化をつけてくる可能性も あるのではないかと 思っただけの事です
もちろん この考えを押し通す気はありません、 アニメ版 らき☆すた の場合 結果は実際に 見てからじゃ無いと分からないと思ってますし

 あと それと 元々個人的には アニメを見て あれこれ書くのを、 「原作 と アニメ内容を 比較するために」やっているわけではありません
この事について どんな考えかというのは 以前書いた http://d.hatena.ne.jp/morakana/20070511/1178850141 あたりを参照のこと
それに 少し 補完すれば、 基本的には 「ストーリー性は薄い、 オタク的なあるある と 萌え が メインの作品」を 料理するわけなので
作品の性質上というのもありますが
スタッフの考えを より読み取るには「この作品の場合は」 あらかじめ ある程度は 原作も 知っておいた方がいいという 個人的判断であり
意図的に 今回は 原作と比較もしていっている というだけで、 もちろん 比較だけで終わらせている気は ありません
他にも そこに注目していれば 山本寛さんと 武本康弘さんとの違いや、 監督交代の真意も 分かるだろうと思って 今でも継続しています
まぁ ここらへんは 個人的な趣味の域ですんで