(今日の独り言)

 以前 触れた事のある NHKに関する問題
http://d.hatena.ne.jp/morakana/20090422/1240345529
当の NHKは 反省するどころか 開き直ったり 被害者ぶったり 嘘を言ったり と
到底 メディアとしての品格・資質とは かけ離れた態度を貫き通しています

 現在でも 日本各地で デモが行われていますし
8000人を超える 集団訴訟も起こされていますし
最近では NHKを掃除すると言う意味で 渋谷で清掃活動が 行われています

 が テレビや新聞などを見る限り 大した問題としては取り上げていません
(訴訟が起こされた時とかは その時の事を 淡々と 報道はしていましたけどね)
以前 関西テレビがやってしまった あるある大事典捏造問題 の 時の報道と比べると
あまりにも メディア各社のテンションがかけ離れてしまっています
また 総理の
未曾有を「みぞう『ゆ』」と言ってしまった とか
カップラーメンを400円と言ってしまった(別にそれ以上の価格のが無いわけじゃない) とか
ホッケの煮付けと言ってしまった(メディアの人間が知らないだけで 普通に存在する) とか
連夜のバー通い(ある程度閉鎖された場所、ある程度の回数は普通に必要だし、料亭より安い)とかでも
あれだけ てんやわんや の 大騒ぎするのに
ご先祖様を含め 日本という国を 貶め 侮辱するだけの番組を作った NHKに対しては
随分と お優しいではありませんか?

 実際 テレビとか新聞しか見てない人にとっては
一体 何が問題なのかすら把握してない人が多いかもしれません
場合によって デモ行動や清掃活動を 街宣右翼活動と
同程度の認識として 捉えている人も 少なくないかもしれません

 これは はっきり言って 異常です

 別に捏造をしてまで 国益を求めろとは言いませんし
また こんな 国益を損なう 無意味な 日本を貶める 放送を
切り貼り捏造してまでする必要も無いでしょ?
そもそも 完全に放送法に反している事ですしね
最後の最後の「親日的とも言える」の一言だけでバランスが取れているとか
日本人・台湾人をこれほどまでに馬鹿にした開き直りも そうそうあるものじゃないです
そして そういう暴挙を 穏便に済ませようとしている 他の メディア各社も 同罪です

 これまでも このブログでは メディアリテラシーに関して 書いてきましたが
やはり 自分の意見は 自分で 色々と調べて 自分で それらを総合して出す物なんです
自分自身で 俯瞰して見て 思考を何度も反芻して 初めて出てくる
『自分なりの考え』こそが 本当の意味の 輿論(よろん)なのです
輿論とは 「ちょっと良い事があった」「ちょっと悪い事があった」で左右される物じゃないんです
そうやって 輿論 を 十分に持てる様に考えてみれば
テレビや新聞のやっている 世論(せろん)調査というものが
いかに いい加減な 中途半端な物なのかが分かると思います

 そして そういうのを踏まえ
今の メディアが本当に 信頼できる物なのかを考える必要があるのです
当然ですが 私が ここで書いていることも 鵜呑みで 信用しちゃいけないんです
つまり この 問題提起自体にも 再帰的に掛かってくる 問題なのです

 今 何が起こっているのか? テレビ 新聞 だけではなく
本屋に置いてあるいろんな本を読む・インターネットの情報を見る・実際に政治家と会ってみる etc
など 積極的に 自分から 情報を求めていって欲しいと 願っています

 では これは あくまで 私の 一意見です
民主党政権なんてまっぴらだ」
「自民はもっと保守色を強めてほしい」
「一度下野するならするで 潔く負けなさい、 そして真の保守党として返り咲け」
本気で そう思っています、 信念を持って そう思っています

 別に 「民主党政権になれば日本はよくなる」と
信念を持って言えるのならば それに対して 私は 別に意見はしません
素直に 一つの意見として尊重します、 論破しようとか 敵対しようとか そういう考えも持ちません
でも 「よくわからない」とか「試しに民主に」とかいうのは 単なる世論(せろん)です
もうすぐ選挙もありますし
メディアも含め もっと広い視点から見つめてみて
今一度 はっきりと 自分の 輿論(よろん)は 何なのかを考えてみてはいかがでしょうか?