(コミック)(純真ミラクル100%) 第01巻

 まず 目を引くのが タイトルですね、 なんか ちょっと古めの ネーミングセンスが気になりますよね 笑)
何故このようなタイトルになったのかは あとがき で 書かれています
「えっ? そんなんで 決めたの?」って感じです 笑)
まぁ ある意味 モクソンのデビュー絡みの件の時に 所長がやった
インパクト出しながらも 思いつきでテキトーって感じの決め方ですよね 笑)

 簡単に この作品について 説明すると
「お抱え」を探している 新設の音楽事務所が発見した 素朴な新人歌手 モクソン
その モクソンが 恋愛なども経験して アーティストとして成長していく過程と
その周りの人物たちの 人間関係なども かな〜り 濃密に 描いた 作品となってます

 見所としては 高杉所長が モクソン を 困らせよう 困らせようと するところですね
高杉 は 直感的 に モクソン は 叩かれて伸びるタイプ と 感じたようで
結構 意地悪な指示を出しまくります、 そこで 大変な事になっている モクソン が なかなか良いです 笑)

 何故 木村 なのに モクソンなのか?、 まぁ 見りゃ分かりますが 木村 を 音読みしただけですね 笑)
『 やそんありよし 』 かよっ! 笑)  ↓↓↓ 『しあわせの泣きぼくろを』 参照の事 ↓↓↓
実は 高杉が 疲れ切ってて 異常にテンションが おかしくなった時に勢いで決めてしまった物です
大して面白くも無い所で ツボっている 高杉を見てると こっちまで 笑ってしまいます 笑)

 とまぁ モクソンが頑張って 徐々に 売れていく過程も もちろん描かれていくわけですが
ある程度 その場に慣れてくれば 人間関係 という物が 色々と 作用し始めてきます
その中でも 人とは感覚が ズレまくっている モクソンの 心理状況が面白かったり
高杉 や 工藤 と その周りの人物との 秘めた想いなどが カオスに入り混じっていて
どういう結果に転ぶのかが 全く 予測できないのも 面白いところです

 そして 「モクソンもどき」 として デビューした オクソンも また 複雑な心境があるわけで
最初は モクソンを 恨んでいる所があったんですが モクソンと 触れ合う事によって
むしろ 尊敬するようになっていく様とかも 興味深いです

 全体的に見ても これといって 派手な演出は無いわけなんですが
登場人物 の 心理状況 や 心境の変化 などが よく描かれているのが 印象的ですね
必要以上に喋ったりしませんし その所の 本心なんかを読み取っていくのとかも結構楽しいです

純真ミラクル100% (1) (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)

純真ミラクル100% (1) (まんがタイムKRコミックス エールシリーズ)