(TVA)(ソウルイーター) 第01話〜第04話

第01話 魂の共鳴 〜ソウル=イーター、デスサイズになる?〜
第02話 俺こそスターだ!〜最もビッグな男、ここに現る?〜
第03話 完璧なる少年〜デス・ザ・キッドの華麗なるミッション?〜
第04話 魔女狩り発動! 〜ドキドキ墓場の補習授業?〜

 第01話〜第03話までは 明らかに 登場人物の紹介に費やすというのが分かっていましたので
あえて 様子見を続けてました、 で 第04話 から いよいよ話が動き始めるわけですが
現状では 「良いと思った部分」と「問題があるのではないか?と思った部分」が 幾つかあったので
今回の レビューは それをまとめる感じになります

 ボンズは 魅せる寝せるべき部分 力を注ぐべき部分 を よく分かっている会社だと思っています
「作画 と CGに あからさま な 違いがあるもの」が 最近の 作品でも多いわけですが
極力 違和感を無くそうとしている努力が垣間見れるので 好印象です
CLANNADの スタッフのコメンタリーで 出来る限り CGと気付かせないように作っている
という件(くだり)がありましたが、 やはり そういうところまで 拘ってやっていって欲しいなと
他社のでたまに見かけるんですが
恥ずかしげもなく 違和感のある 作画とCGの合成をするようなことは しないで欲しいですね

 一番最初のシーンですが、 女性を襲っている 化け物のようなものの前に 立ちふさがる 二人組
状況を説明するためとはいえ 99個目の魂を狙っている ペアの 会話としてはちょっと 違和感があったわけですが
ソウルの台詞回しを聞いてると マカに なにか 躊躇が 生まれているようにも見えるんですけど
むちゃくちゃ動き回る アクションの後は 特に 何も引っ張ってはいない様子で
じゃぁ マカに ちょっと 躊躇が 生まれてるように描かれていてのは 何だったのだろうかと
その件については この後の 話で出てくるんでしょうかね?

 99個+1個 の魂で ソウル は 「デスサイズ」になれるらしいのですが
デスルームでの 会話で 死神様が 唐突に その事に触れたりしてます
「ある目的のいきなりクライマックス状態+唐突に注意をする」って事は 「失敗フラグ」ってやつですね 笑)
分かりやすい っちゃ分かりやすいけど 先が見えすぎるのも なんだかと、 ここらのバランスは 難しいですね

 ブレアとの戦いは 結果的には 騙まし討ち って感じで ソウルたちが勝ちます、 が
これで最後の 魂、 だったはずなんですが 実は プレア は 魔女ではなかったというオチ
流石に このオチまでは読めませんでしたけどね
とはいえ 「猫の魂は・・・・」という 言い伝えみたいなもので誤魔化して ブレア は 即座に 復活してます
あまり「死」というものを 軽くは 扱って欲しくは無いかな、 たとえ 青少年向けの 娯楽のためであっても
「普通死んだろこれ」という状況から 普通に復活する事は あまり 良くないと思いますね
もし 今後 「死」というものもを テーマとしていくのなら なおさらです

 第02話 になると 今度は ブラックスター&椿 が メインの話になります
ブラックスター は 「潜在的な 能力は高い」ようなのですが とにかく 「思い込みだけ」で突っ走るタイプです
とはいえ 流石に アサシンとは思えないような 身のこなし
というかそれ以前に、 暗殺どころか 自分から 先に大声を上げて 存在に気付かれてしまうという
ここまで来てしまうと 「単なる馬鹿」にしか見えないんですよね
「意外性」があるのは確かに面白いんですが、 ん〜 ここも バランスが難しいですよね
妙に アサシン アサシン してても 淡々と仕事をこなしていくだけになってしまうので 面白くないですしね

 何故 椿クラスの武器が たとえ 潜在能力があろうとも ブラックスターについていっているのかは
ブラックスターの 思い込みだけで押し切り 馬鹿を通りこした時に 本来の力を発揮する事を知っているからでしょうね
そこに 惚れているのかもしれません
ただ このペアは ソウル&マカ組以上に 努力が 報われなさそうな気がする 笑)

 結果的に アンジェラの用心棒の ミフネとの戦いでは
「小手先抜き」とかいいながら フェイクを使って勝利、 ちと ずるくないか? 笑)
まぁ アサシンとしては 本来の攻め方じゃあるんですけどね

 個人的には ソウルイーターの中では 椿 が 一番の オキニですね

 で 第03話
主要キャラ紹介では 最後となる デス・ザ・キッドの登場
個人的には 宮野真守さん=変態キャラ という 固定観念が 笑)
多分 キャストしている方も それを狙っちゃいるとは思うんですけどね 笑)
他の 職人とは違い 「死神様の息子」ということもあり 他のキャラよりは 実力は 数枚上手のようです
ただ 自分の立場を利用しようという事もなく 他の生徒たちと同等 の立場に立つように努めているようです
本来の実力を素直に発揮できれば ほとんどの 相手は 全く 敵わないようなんですが
デス・ザ・キッド の 性格が災いして 戦闘能力は 半減以下のようですね 笑)
ボッコボコにされているのに デス・ザ・キッドの作画に緊張感が無いのは 余裕の表れか? 笑)
いやっ 殴られている時は マジで 殴られてと思うんですけどね 笑)
とりあえず の 情報としては 「アンシンメトリ」に対しては 全くの容赦が無い という 事ですね 笑)
あと 意外に 凹みやすいんですよね

 キャラ紹介に当たるのは この回までですが
「ここまでは キャラ紹介ですよ」と きっぱりと ラインを引いた 作りは良かったと思います
そっちの方が 見ていても スッキリしますしね

 ということで 話が 動き始める 第04話です
個人的に 凄く不思議に思ったのが、 第04話冒頭で ソウル は ラスプーチンの魂を喰ってますよね?
この後 ソウル&マカ と ブラックスター&椿 が デスルームに呼び出されてますが
死神様から 「0個じゃん?」 と言われてしまいます
確かに ブラックスター&椿ペア は そうなんですが、ソウル&マカ組は ラスプーチンの魂を 喰ってなかったか?と
整合性が取れて無い気がするんですよね、 これは イージーミスなのか 別に 時系列的に離れた出来事だったのか
ちょっと わかりませんね

 ゾンビ化して 生き返った シド が 死の恐怖から解き放たれたと 自分の考えを押し付けてきます
シドは 「死」を軽んじているように見えるのに対して
マカ は 「恐怖心があるからこそ人は強くなろうと思う」と反発します
お互いの言っている事に ちょっとズレがあるようにも感じたんですが
マカが「恐怖と戦う勇気」がある というのが シドの理不尽な考えを 打ち消すための要素としては
少し弱すぎる気がしましたね

 「本領を発揮すれば」というのは どうやら マカ&ソウル組 にも言えるようで
二人が本当に同調する事が出来れば 攻撃力が 凄い事になるようです
まぁ 今後は 二人の 同調具合も テーマになってくるんでしょうかね

 ということで シドをゾンビ化させた 張本人と 対面した所で 第04話も 終了です