(TVA)(ARIA The ORIGINATION) 第03話 『その こめられた想いは・・・』

 冬服から 夏服への 衣替えの季節のようですね、 まぁ アクアは 公転周期が 地球の 2倍ありますから
当然 全ての期間が 二倍になるわけですよね、 衣替えの期間も 地球の 二倍はあるのかな?

 ん? アリア社長 新聞も読めるのか? 笑)、 以前は タイプライターを使って 文章を書いてましたしね
とはいえ 新聞の文面を 理解できるとは、 地球猫の集中力って 数分と持たないんですけどね 笑)
地球の猫と にらめっこすると 1分も経たない内に ウトウトし始めるし
まぁ 4コマ漫画のガイドブックを 楽しみにしてるだけだったという、 いやっ それだけでも 動物 としては 凄い事ですけどね 笑)

 ネオ・ヴェネチア は マンホール(地球)の ヴェネチア から 直接移築した建造物がたくさんあるわけですが
そういう建物の中で ARIAで 一番有名なものといえば やっぱり カフェ・フロリアン でしょう
しかし 意外にも 灯里は その内装は知らないとの事、 まぁ 確かに 言われれば 殆ど テラスでばっかりで コーヒーを飲んでいた気もする

 ということで 三人で向かうことにしてますが 途中で とあるホテルのパティシエが お菓子を売っているのを見かけます
三人は 何故 ホテルのパティシエが こんな所で 瓶詰めのお菓子を売っているのかを 考えています
アリス が 藍華は 「精神年齢が でっかい おこちゃま」 とか 言ってますけど、 精神年齢の 低さで言えば アリスの方がずっと上だと思うけどなぁ 笑)

 灯里 が アイちゃんに 送ろうと思って 待っていると 男の子が コケてしまい ガラスのビンを割ってしまいます
男には 他の ビンを渡して 事は 収まりましたが
地面に ガラスの破片まみれになって 散らばった チョコは もう食べる事は出来ません
それを見て 灯里が 「チョコもかわいそう」と呟きます、 この言葉を聞いて パティシエも 何か思う事があったようです

 灯里がチョコを買ったので 三人は カフェ・フロリアン に向かいます
もちろん 店内に入っても 灯里の 素敵モードは全開で 落ち着きがなくなるのは いつもの事ですね
一息ついたので また練習に戻ろうとすると、 さっきの パティシエが居なくなっています
チョコが 全部売れてしまったのか、 あるいは 途中でやめてしまったのか、 パティシエの事が 気になる 灯里でした

 後日 練習中に パティシエを見かけた 三人ですが、 どうやら あの日以来 チョコを売るのはやめて いろんな所を 見学して回っているだけのようですね
その後も 練習中に 見かけてはいますが やっぱり チョコを売る気配はありません
この日の練習も終わり サン・マルコ広場に 見に来ますが やはり居ません、 アリア社長が 大広場まで行こうというので 行ってみると
パティシエ が カフェ・フロリアンに入っていく所を 見かけます、 もちろん 追っかけるしかないですね
話しかけると 明日の夕方に サン・マルコ広場に来てくれとだけ 告げられます、 まぁ これじゃ ちと 怪しい人に見えてしまう 笑)

 「チョコに 込められた気持ち」 を 蔑ろにしないためにも そのチョコの入れ物を落としても 割れない 袋に入れた
まぁ 当たり前のことなんですけどね、 だけど その当たり前の事を失念してしまっていたから ガラスの容器に入れて売っていたんですよね
コストで考えても ポリ袋の方が 安いですしね < それは 邪念だから!! 笑)

 とにかく 楽しませたい から 入れ物も 袋にしただけじゃなくて いろんなラッピングを施してみたらしいですね
その後 カフェ・フロリアンで コーヒーを飲んでいると 店長が 話しかけてきました
店内の絵について会話していると 店長は 「この絵は ここにあるのが あたりまえ」と言いました

 それで 灯里 は 何かに気付いたようです
「そこにあるのが当たり前」で あるからには、 思いが込められているものではないと 当たり前と言う存在にはなれないわけですね
逆に言えば 思いが込められているものは それを 見る人の気持ちを 動かす事ができるわけですね