(TVA)(CLANNAD) 第15話 『困った問題』

脚本
志茂文彦
絵コンテ
坂本一也
演出
米田光良
作画監督
植野千世子

 ことみ の お話も一段落し 今回は 幻想世界 の様子からスタートです
どうも 朋也達がいる世界で 何かが解決した時に こちらの世界に 光が 生まれているようです
二つの世界は 完全に別の世界と言うわけではなく 何らかの繋がりがありそうですね
男の子がいた世界 について 女の子が いくつかの質問をしています
その中で 男の子は 「ここが 何も無くて 楽しく無くて 寂しい場所だと『知っていたから』」と 望んで この世界に生まれた事を 心の中で呟いてます
すると 女の子は 「こんな世界に 生まれる事を望んだ?」 という質問を 投げかけてきます
これまでは 首を 振ってはっきりと 答えていたのですが、 男の子は 女の子を向いていた状態から 前を向き ただ 女の子を 握ります
この女の子 が この世界に いるからこそ 望んで生まれた と言う風にも 見えますね

 随分長い間 中断していた 演劇部の再建のための活動ですが、 春原が 頭数を貸そうと 朋也と一緒に 渚に伝えに来ています
下心 丸出しのまま 演劇部の部室に駆け込みますが、 すでに 杏 と 椋 と ことみ が 同じような事を考え 先に 話を付けていました 笑)
というか 春原、 あの状態から どう すっころんだら 壁まで吹っ飛べるんだよ? 笑)

 そうして 渚たちが向かった先は 相談室 です、 もちろん そこにいるのは 幸村です、 では 何のためにかというと、 顧問の先生になってほしい
ということのようです、 部活を作るには たしかに 顧問の先生が 必要ですね
そうやって話していると 幸村 は 仁科りえ と 話をして来なさいと言います
その理由はというと、 りえ達も 合唱部を立ち上げようとしていて、 その顧問の先生として 幸村になってもらおうと 頼んでいたという事です
ここで ちょっと疑問に思ったのが 何故 幸村は りえ に 会わせるのに 理由を言わなかったのでしょうか?
そして 先客なのは りえ達 なので りえ達が 降りなければ 順番を考えて 合唱部の 顧問になる と言う意思も あらかじめ伝えておくべきでしょう
まぁ 幸村としては 渚が最初から 引いてしまわないようにとでも 考えたからでしょうか
先客が居たというだけでも 渚は その先客と 話し合ってみようとする前から 引きかねませんからね

 りえ も 渚 も お互いに 何なのか 分からないままに 話し始めていますが 当然 お互いに 競合しあっているという事が すぐに分かっています
いろいろと 話し合いをした ようですが とりあえず 結論は 先送りにしたようです
りえ は りえ で、 渚は もう 3年生ということで ひとまず 引こうと考えているようです
渚も 無理矢理に りえ達に 諦めてもらうのは 申し訳ないと思っているようですね

 春原はまだ 部室で気絶しているらしいです 笑)

 ひとまず 全員 分かれて帰ったようで、 朋也 は一人 春原の部屋で 漫画を読んでいると、 美佐枝が 春原を呼びに来ます
どうやら 春原妹 から の 電話のようです、 と い う こ と は っ ! ゆかりん 登場きたー!!! 笑)
春原の妹だからって 失礼な イメージばっかりしている 朋也です 笑)
受話器を取った 第一声から 奇怪な叫び声をあげて 挨拶をする 朋也、 なにやってんだよ!! 笑)、 「挨拶は 普通でいいみたいだ」って なんだよ 笑)
その後も 惚け続けて お土産として 「土偶」を請求したところで 妹が お母さんから呼ばれ 電話を切ってしまい お土産 は 「土偶」 に決定です 笑)
朋也 も 「まっいっか」じゃねぇーよ 笑)

 翌日 朋也が 春原から文句を言われながら 廊下を歩いていると 渚が 手紙を読んでるのに気付きます
春原が 渚から 手紙を 奪うように取り上げ 覗いてみると なんと 脅迫の手紙 が 送りつけられていました
内容は 「演劇部を諦めろ」という内容なんですが、 当然 この件で 利害関係があるものは りえ達の 合唱部です
そして その事を知っているのは あの時 音楽室にいた りえ と 他二名、 そして 朋也たちしかいません
実行犯が外部のものだったとしても 話が 漏れるなら 絶対にあの時に居たメンバーの誰かが 外部に話した事になります
もちろん あの時に居た メンバーの中の誰かが 実行犯の可能性も高いです
渚 としては 可能性で考えれば 確かに りえ達の中の誰かが 犯人だということは 承知していても
りえ達の中に 犯人が居て欲しくないと 思っているようですね

 春原 の 情報網は かなり強いという事は 以前の 風子 公子 の時でも分かりましたが
その時と比べると 今回の誰が犯人か というのを調べるのは そう難しくも無かったようですね、 杉坂は 犯人だと断定しています
さらに 杉坂を 放課後 校舎の裏に 呼び出してます
何をされてもいいと腹をくくったのか 杉坂は 一人で現れ 第一声から 「私一人でやったものだ」と 犯行を 認めています
それに対して 春原が 「あっちもこっちも 考えの甘い子ばっかりで嫌になっちゃうね」と 近づいていきます
どうやら りえ達の事に関しても 調べているようですね、 さらに 杉坂が 連帯責任を軽んじている 事にもいろいろと言いたげにしているようにも見えます
春原が 杉坂に 近づいていってる途中に 渚が間に入って 春原を止め 「ちゃんと お話しましょう」と ひとまず 杉坂の言い分を聞こうとします

 りえ は 元々 ヴァイオリンを弾いていて コンクールに 入賞するほどの実力者だったようですが 過去に 事故にあってしまい
握力が弱くなり 以前のように弾けなくなったようです、 これは 朋也と 境遇が似ていますね
りえ の邪魔をしないで と 渚に 頭を下げる 杉坂ですが ここで 意外な人物が 怒りをあらわにします
その人物とは春原です、 ハンデで ひいきしてもらおうというのは 卑怯者だ、 杉坂が言った事は 忘れろと
しかし 渚は 「もう知ってしまいました」と 顧問としての 幸村を 合唱部に ゆずろうと決意したようです
「合唱部の本気さ」 と 「演劇部はとりあえずの頭数合わせをして立ち上げようとしている後ろめたさ」を天秤にかけると
たしかに 押し切るだけの材料はありません
というか やはり 幸村に声を掛けたのは 合唱部が早かったわけだし
たとえ「りえのハンデ」を 考慮しなくとも 合唱部が引かない限り 演劇部に 幸村を顧問とする 権限はありませんよね

 春原も 朋也と同じく スポ専で学校に入ったわけですが、 サッカー部だった頃に 先輩ともめて 退部「させられた」という過去があったわけですね
夢があっても 諦めざるを得ないというのは、 朋也 や りえ だけではなく 春原も 同じだったわけで
だから 杉坂が 口実として 持ってきた 「りえのハンデ」が 許せなかったわけなんですね
杉坂が 理由を喋る前から 「あっちもこっちも 考えの甘い子ばっかりで嫌になっちゃうね」と かなり けんか腰になっていたのは
この事まで調べ上げていたからでしょう
ただ やっぱり 上でも 書いた通り 先に 幸村に願いに行ったのは 合唱部ですし 合唱部が 思いを曲げる必要は一切ありませんし
後から 幸村に頼みに行った 演劇部が、 合唱部の邪魔をしている という風に 思われてしまっても それは 仕方が無い事です

 渚も そういうところは ちゃんとわきまえているでしょうし、 必要以上に りえ達に 突っかかるわけにもいけませんよね
たとえ 演劇部をやりたいという思いが強くても 諦めざるをえないと 決心しています
とはいえ ここまで 朋也をはじめ 杏 や 椋の協力、 ことみ との出来事や、 記憶には残っていなくとも 体には残っている 風子との事を思い出し
感極まってしまう 渚です

 こちらも 前のことを思い出して ウルウル来ていた所で、 杏が 杏がぁ〜 笑)、 相変わらず 空気読めてねぇ 笑)
そうか そういや 杏も ある意味 春原とタメを張るくらいの 猪突猛進娘だったな 笑)、 なんとなく 春原がかぶって見えてしまった 笑)
まぁ こういう存在が居るからこそ 気持ちが どん底まで 落ちずに 済むっていうのも あるんでしょう

 納得の行かない 春原は どっかで遊んで帰ろうぜ と 朋也に言いますが、 そういえば 朋也って ことみの一件で 貯金下ろしまくってましたよね
と言えば 行く所は ひとつ、 有紀寧のところですね!、 資料室は 喫茶店ですかい? と 笑)
有紀寧の「いらっしゃいませ」は かなり 上品なお店の ウエイトレスさんをイメージさせますね 笑)
みんなが あまり読まない本が集まってくる場所という事で 有紀寧が引き出してきたものは いかにも 怪しい 占いの本です 笑)
一方的に 春原の 占いを始めていますが 「バスケット」「真剣な姿を見せる」「不可能に挑む」「人々の気持ちを動かす」などがキーワードになっているようです
すると 春原は 何かを思いついたようで 一人でさっさと 帰って行ってしまいます、 何を思いついたのやら 笑)

 残された 朋也が 帰ろうとしていると 智代が 男女二人の柔道部員から 女子柔道部に入部させられようとしている所を 見かけて 話しかけます
朋也が 困っている智代に 何か言おうと 「おま・・・・」といい始めた瞬間に またもや アイツが表れたぁ!! 笑)
前回は 全く使い物にならなかった 風子ですが 今回は・・・・ 今回も 使い物に ならねぇぇぇぇぇ! 何のために出てきたんだよ! 笑)
使えないヤツ が 居なくなったら またもや しつこく勧誘を続けている 柔道部に 朋也が 「いい加減にしとけよ」と 間に割り込みます
男子の方から「何だお前は?」と睨み付けられますが、 ガンつけは 朋也も負けていません 睨み返した所で 相手が一瞬ひるんだので
そのまま 智代の 手を取って 歩き出します、 下手すれば 投げ飛ばされる危険もあったわけなんですが なかなか 勇気のある行動です
今後 朋也に 危険が及ばないとも限りませんが、 まぁ 朋也を傷つけたら 智代は 絶対に入らないと 言い出すでしょうから 手は出せないかな
智代を諦めて 朋也を ボコったとしても 智代の 報復が怖いですしね 笑)
ここで 朋也に気を許して 微笑む智代が 意外でしたね、 多分 こうやって 智代が 自発的に 微笑むのは珍しい事でしょうし

 翌朝 春原の事を 話しながら 朋也 と 渚が登校をしていると 春原が 学校で 待ち構えていました、 バスケットボールを持って
どうやら 前日に 有紀寧が言ってた事を ほぼそのまんま 実行しようとしているようですね
まぁ それで 合唱部の気が変わるのかというと ・・・・・よくわからん 笑)、 多分 99.9% 気が変わる事は無いと思う 笑)
というか 本職の バスケ部に 勝てる自身は 何処から来てるんだよ 笑)、 当然 却下です

 その後も しつこく 朋也に やろうと 誘いに来る 春原です、 「あいつが他人のために何かしたことなんてあったか?」と 朋也が考えていますが
珍しく他人のためにやっているのか それとも もしかすると 今回の この 春原のやる気も 自分のためにやっているのかもしれませんね
いずれにしても ストーカーと化してしまっています 笑)

 依然として しつこく 追いかけてくる 春原から 逃げる 朋也は 途中に居た 渚を連れて一緒に 学校の外まで 来ています
まぁ 体の弱い 渚を あんまり 走らせるんじゃない! と 笑)
渚は 何処までも 良い子なわけで なんだか一生懸命になっている 春原に悪いと思い始めています
そこで 朋也は 「本当のことを言おう」と語り始めますが 何故か 春原がホモだと 嘘をいい始めてます 笑)、 こういう事は まじめにやれって 笑)
その 嘘を まともに 受け取ってしまった 渚ですが
雨にうたれて風邪を引きかけていた時でさえ 崩れなかった あの アホ毛 が 遂に ふにゃふにゃ に なってしまってます! 笑)

 朋也の悪い癖は いたずらを始めたら なかなか やめないって事ですね、 だから 春原妹にも 変な誤解を与えたまま電話を切られたし
今回だって もう「嘘だった」とは いいづらい状況まで来てしまっています
そこに 春原が追いついて さらに 朋也を 誘い続けますが そういう耳で聞いたら そっち方面の話しかしていない様なセリフしか言わないから
渚は 完全に 春原が ホンモノだと思い込んでしまっています 笑)

 春原が ホンモノだと思い込んでしまった 渚が 朋也を守ろう(春原を諦めさせよう)と つい取ってしまった行為は
二人は付き合っています宣言!!、 まさかの 言動に 朋也 もビックリだぜ 笑)、 まぁ 二人とも まんざらでもないとは思いますけどね
で 何故か 東映AIRのような演出(正確に言うと 出崎統さん風の止め絵)の後その場を 泣きながら立ち去っていく 春原です
まぁ 単純に「二人がくっついていた」事にショックを受けているだけですが、 渚にとっては 「横恋慕」してしまったと思っているでしょうね 笑)

 渚がつい言ってしまった事に 二人で 真っ赤になって 良い感じになっている所に 声を掛けてきた 女の子がいます
ふっふっふ 例え 顔が隠れていようとも ゆかりんボイスは 隠せまいっ!
待ちに待った ゆかりんキャラが 実際に 画面に現れましたよ!、 芽衣の初お披露目です!

うっ・・・・・ やばすぎるほど かわぇぇぇ!! 笑)