(今日の独り言)(AutoHotkey)(ホットキーでアプリケーションを実行したい編)

 『普段良く使うアプリケーションは ホットキーで すぐに起動したい!』
それをするためには 「そういうことができるランチャーソフトを導入」「デスクトップにリンクを作ってショートカットの設定をする」などの方法がありますね
でも デスクトップにアイコンを置くのも煩雑になるし ランチャーも なかなか 自分好みの 設定が出来なかったりするなど
必ずしも みんながそれで満足する結果が得られるとは限りません

 AutoHotkeyだと 「左Ctrl + 左Alt + S で Sleipnirを起動」 「右Ctrl + 右Alt + S で SpyBotを起動」 のような ホットキーを設定する事が出来ます
まぁ ホットキーとしての機能は普通ですよね、 でも AutoHotkeyは 「アプリケーションを起動」だけにとどまらず
たとえば 「Alt + 無変換 で Alt + F4 を押した事にする」のような キーアサイン機能
さらに ○○を起動する という 枠を超えて ホットキーに
「『ネットワークのドライブ割り当て』ダイアログ を 表示する」とか
「ゴミ箱の中身を空にする」とか
「CDドライブを開け閉めする」とか いったような機能を割り当てる事が可能になります
ホットキーの数が多くなりすぎると 流石に 覚え切れませんので、 メニューなんかを使って 簡易的なランチャーもつくれます

 今回の記事は あくまでも 「ホットキーでアプリケーションを実行したい」ということなので 話を戻します
上で出た 「左Ctrl + 左Alt + S」と「右Ctrl + 右Alt + S」
これらのキーの状態を .ahk内の形式で表すと、 <^<!S::>^>!S:: といったような 簡単な表現で表せます
また <!sc07B:: だと 「左Alt を押しながら 無変換キー」といったような かなり まれな 組み合わせも 表現できます

 では 今回は 分かりやすいように シンプルな例をひとつ書きます
「左Ctrl + 左Alt + C で 電卓を起動」 は
[]<^<!C::[]
	[]run, calc.exe[]
[]return[]
となります
つまり 上の 三行を たとえば テキストエディタtest.ahk とかにして出力したあとに それを ダブルクリック!
タスクトレイに H のアイコンが表示されたら 左Ctrl + 左Alt + C を押してみよう!!

 キーの組み合わせなどの細かな説明は 「AutoHotkeyを流行らせるページ」http://lukewarm.s101.xrea.com/ を参考の事

 意味は無いけど お約束の Hello, world! も 作ってみましょう 笑)、 今度は 「Alt + 無変換」 を押してみてくださいね
[]<!sc07B::[]
[]	MsgBox, Hello, world![]
[]return[]