(TVA)(CLANNAD) 第09話 『夢の最後まで』

脚本
志茂文彦
絵コンテ
演出
三好一郎
作画監督
植野千世子

 朋也が 公子に 風子の事を語っているシーンで 一番 号泣しました!! 笑)
ちょっと!!! 次回予告 京アニさん なにやってるんですか! 笑)、 Kanonの時にも 舞の所で こんなのがあった気がする 笑)


 秋生と 早苗も 忘れ始めてしまった前回、 早苗は 実際に 風子の顔を見ても 記憶だけは残っているというのは 本当に 風子のことが好きだったんでしょうね
もちろん 秋生も かすかに残っている 記憶に 苛立ちを隠せずにいたようです
そういう状況なので 風子が そこにいると 二人も余計苦しむだろうし 風子ももっと苦しむはずです
だから 朋也 と 渚 は、 風子と 三人で 学校に いることにします
普通なら 娘 と 男子生徒が 学校で二人っきりになる って事は 許可するはず無いんですが、 秋生も 頭の片隅に 風子の記憶が わずかに残っている事によって
そういう事じゃない というのは 直感的に分かったんでしょう

 落ち込んでいる 気持ちを 紛らわしたい というのもあるんでしょうし 三人でいた方が もっと はっちゃけることが出来るというのもあるんでしょう
風子は 夕方に買った おもちゃのセットを 開封し始めます、 そして おもちゃを見つめながら イッてしまう風子 笑)
いや もちろん 辛いのは分かっているんですけど 本人がこう振舞ってくれれば 見ている方も 辛さを紛らわせてくれますね
てか 子供が さらに幼児化してしまってる 笑)、 意地でも 帽子を奪還しようとした 風子と一緒に 倒れこみますが
朋也の股間の上に 風子が座っているような状態になって 振り返った風子の顔がめっちゃ接近してます、 朋也 頬を赤らめてるし 笑)
「早くどいて欲しい」「重い」とか言ってますけど これは 絶対 別の意味も含んでますよね? 間違いない! 笑)

 風子は 今度は 朋也 と 渚に お互い 下の名前で呼び合えと言い出してます、 そういえば 「岡崎さん」と「古河」でしたね
日本人は 付き合ってなきゃ なかなか 下の名前で呼び合うことは無いですよね
風子の要求は「朋也くん」と「渚ちゃん」で 呼びあってくれということです、 んなもん いきなり 出来るか! 笑)
まあ 朋也としては 「渚」の方が まだ言いやすいですよね、 渚 は 無理ですね、 風子も 妥協しました 笑)
風子が おもむろに立ち上がり 「風子は 渚さんも 岡崎さんも 大好きですから 幸せになって欲しいです、 お姉ちゃんと 祐介さんみたいに」と
言います、 朋也の事を ちゃんと (一人の人間として)好きだ って言った事は 初めてですよね、 そして 二人の 頬に キスをします

 帽子をかぶって はしゃぎまくる 風子 笑)、 ふと 公子の結婚の前祝を したいと言い出します
その場には 公子はいません、 多分 風子は あせっているんでしょうね、 朋也 や 渚も もう 見えなくなってしまうんじゃないのかと
結婚祝いとしては変なシチュエーションですけど 気持ちは痛いほど良く分かりますね、 ローソクに火をともしたりして パーティを始めます
一通り終わったら ローソクで 暖を取りながら 三人で 並んで座ります、 風子が眠って 渚に寄りかかると 朋也 と 渚 は 微笑みあいます
こうやって見れば 二人は もう 普通に カップルなんですけどね

 朝 朋也 と 渚 は 寄り添うように 寝ています、 朋也の方が先に目が覚めて 渚と一緒に寝ていることに 驚いて飛び起き
そして 「なぜ このような場所で寝ているのか」と 思っています、 これは 朋也も 風子の事を忘れてしまったという事なんでしょうか
渚 も 状況が良く分かっていないようです、 少なくとも 朋也よりも 風子とは 繋がっていたはずの 渚も 同じということは ちょっとショックですね
やはり 風子の様態とも 関係してるんでしょうか

 渚の家に帰って 無断外泊した事を 謝罪するものの 秋生は怒っているようです、 まあ これは 普通の反応なんですけど
それでも やっぱり 風子の記憶が ほとんどなくなっても なんとなく 体が覚えているようで 全員が もやもやしている様子ですね
前回の 智代、 春原、 杏、椋 たちも このような感覚だったんでしょう
学校で 朋也が 「大切な何か」を思い出そうと していると、 杏 が 買い物に誘おうとしてきます 椋と一緒に 翌日の日曜に行こうと思っているようですね
杏からは もう完全に 風子の記憶はなくなっているようで、 空気を呼んでいないような 感じになっていますが これは 杏を攻める事は出来ませんね
翌日の日曜日 に 「大切な何か」が あるわけですけども、 公子の結婚式というのも 風子に 関連する事だから 飛んでいるんでしょうね
渚も 朋也と同じく 忘れているようです

 そうやって 二人で話していると 幸村が 習字で 結婚式の祝いの言葉を書いているのを 発見し 話しかけます
「誰か 結婚するのか?」、 自分が 持ちかけたはずのことなんですけどね、 「頼んだ事」「その動機」を 完全に忘れていた二人
普通だったら イラッと来るはずなんですけど 幸村は なんか 事情を分かっているような感じですよね
二人を 適切に導こうとしているようにも見えました
そうやって 風子の事を 思い出した事によって また 風子が見えるように なりました
風子は ずっと 二人の近くに居たんですね、 ある きっかけによって 再び 見えるようになるというのは 智代の時と同じ状況ですね

 学校に居た事によってなんとか 風子の事 と 公子の結婚式を思い出すことが出来た 二人は 結婚式に参加することが出来そうですね
ヒトデを もらった 生徒たちは 記憶がもう無くなっている様なので 流石に 来ている者は居ないようです
それでも やっぱり 二人が居るって事は 風子にとっては とても大きい事でしょう
学校の教室で 公子 と 祐介 の 結婚式が行われています
その時 朋也 は 校門に先回りして 大きな声で見送ってやろう と 思い立ち、 三人で 校門に向かいますが、 そこで あることに気付きます
それは もう来るはずの無い 生徒たちが 校庭に集まってきていることでした
風子の事は思い出せていなくても、 風子のシンボル ヒトデ を 見たことによって 公子の結婚式だという事は 思い出せた 生徒たちが
学校に集まってきたんですね、 もちろん 杏 や 椋 に 春原 も 居ます、 ことみ 秋生 早苗 美佐枝 も 居ます、そして 三井 も
三井が居たところで もう 涙腺が 決壊しましたさ!!! 笑)

 二人が居てくれているだけでも 嬉しく思っていたところに 生徒たちも 公子の結婚式を思い出した という 奇跡
「毎日がヒトデ祭り」だったと いい残し 風子は 朋也 渚 の前から 姿を消してしまいます
その直後 公子が 祐介も連れてきて 話しかけてきます、 そして 朋也の涙は 喜びの涙じゃなくて 悲しみの涙だと気付いています
もちろん 生徒たちも忘れているだろうし 公子も 学校に居た風子の存在は知らないわけです
ここで その風子の事を言い始めても 奇怪に思われるだけなんですけど 朋也は 学校に居た風子の事を 話し始めます
その時 朋也は 風子の名前は 一切 出してませんけど 朋也が言っているのが 風子だと 公子は 理解したようです
風子とは 毎日病院で会っているから 絶対にありえない事だとは分かっていても 朋也が言っているのも 風子だと 認めています
その事によって 数十秒だけでしたが 公子にも 学校に居た風子の姿が 見えたようです

 生徒たちも 不思議体験をした事によって 学校に居た風子の事ではありませんけど 本当の風子の事を意識するようになったようですね
でも やっぱり 記憶からは無くなっていても 杏 椋 春原 渚 は 体では覚えているようです、 朋也は 寝てますけど同じでしょう 笑)
たとえ 記憶が無くても 星型の木彫りを見て 「ヒトデ」だと断言出来ている所で また ウルッと・・・、 水分補給 水分補給 っと

 みんな 本当の風子が目覚める事を願い 希望を持っていけることでしょう