(TVA)(おおきく振りかぶって) 第25話 『ひとつ勝って』

 高校野球の大会としては 話が 途中で終わってしまったわけですが
廉が みんなで勝ったよと 自然に言えた事で 作品としては きちんと 一区切りを付けられたのではないでしょうか
原作も まだ ストック的に多いわけではないので 区切りを付けられるポイントとしても ここが良かったのでしょう

 さて ここからは 水島努監督が オトナアニメ の インタビューで答えていた事を 抜粋しながら 見ていきます

 まず 西浦高校についてのイメージを 聞かれると
『 一生懸命やりつつ冷静というところがすばらしく 勝負に勝つには情熱も大事だけど
. 「勝つためには何が出来るか」ということに対するバランス感覚がすごくある
野球に限らず、 なにかをするときはこうあるべきだと思う。 』
いや まぁ 言葉の通りですよね、 頑張る事はもちろん大切なんですが ひとつの事だけを見てるだけでもいけない
力が劣っていても それを打開する策はあるかもしれない、 その時その時に応じた 柔軟な判断も必要ですし
逆に パワーだけを求めても 小回りが出来なければ ただの デクの棒に成り下がってしまう事だってあるわけですね

 そして カメラワークについて語っている所があって
『 なるべく選手たちと同じ目線にカメラを置くためのルールを設けた 』
『どんな作品をやっていても フィックスが大好きで。
なにげなく置かれた 無人カメラの前でおきる、意図されてないドラマの方がより衝撃的』
基本的には 野球中継のような 番組制作側の 視点からじゃなくて あくまでも 選手からの視点で描いていたわけですね
確かに 普通ならば 野球中継のような画面を作ろうと思ってしまうところなんですが
作品の性質上 選手目線から描く必要があるし ならば カメラだって 選手目線で作った方がいいわけですね
もちろん この中でも語られていましたが 目線が選手の所まで降りてくると 描かなくてはいけないオブジェクトが一気に増えますので
そこら辺は うまく ごまかすようにして 作ってありますね
そして 「フィックスが好き」という風に語っていますが これは キャラたちに 演技をしてもらうのではなくて
あくまでも そういう出来事が起こったところに たまたまカメラがあった という感覚で 作られているわけですね
これも キャラたちの目線を大事にして作っている事がわかります

 そして 第二期に関しての質問には
「彼らのためにぜひ続きを作っていってあげたい」と 今後も作って行きたいと言う意思を表明されてました
あと 第2EDに 山本寛さんが加わっていたのは 凄い話題になってましたが
出来たらまた一緒に仕事をやれたらいいなと ラブコールを送ってました 笑)
実は 来年放送予定の『xxxHOLiC』の後に ハレグゥのような作品 を作る事も決定しているようなんですよね
そういう中で ヤマカンの名前を挙げて 一緒にやりたいと言ってるってことは もしかして! と 期待せざるをえないですな 笑)


 雪が降っているシーンですが、 これは 三星学園の 高等部には行かない と決心して 廉に対して、 叶が意思を確認しているシーンですね
しかし 廉が 高等部に行かない と知った時に こんなにも 野球を続けて欲しいと言っていたんですね
以前 練習試合をで チームメイトが 廉を舐めている時に 一人だけ異常に 熱くなっていたのも 納得できますね
(最近 いろいろとやる事が多くて 見ることが出来ずに 期間を開けて 今やっと この回を見てますけど) このシーンだけで いきなり ウルッと来てしまったじゃないか! 笑)

 普段から 投球練習をやりまくっている廉でも 今回の試合の 体の負担は 想いの外 凄かったらしく 筋肉痛になったみたいな動きをしてますね 笑)
昔のことを思い出しながら 自分は中学の時と変わってないと思っています、 確かに マウンドを降りたくないと言う根性は 変わってませんが
チームメイトとお互いに信じあえる という メンタル面では かなりの 成長をしたんじゃないでしょうかね
もちろん 今でも 何かあれば ビクビクするのは変わってないですけど 笑)
廉は 疲労のためか 学校を休んでいるようです、 学校は スポーツ大会があっているようですね 阿部たちは 負けてしまったようですし
途中で抜けて 廉のうちに行くみたいですね、 その前に 自分のクラスの バスケの応援に来てます
で 阿部は 廉の事ばっかり考えているわけですが、 メールを送ったのに帰ってこないらしいです 笑)
しかも 他のチームメイトには 返信しているにもかかわらずに、 あーあ 阿部君 凹む凹む 笑)
まぁ 単に 怒られると思って 返信するのさえ ビクついてるんだと思いますけどね 笑)

 さて 廉の様子はと言うと、 あっ ちょっと 熱が出ているみたいですね まぁ これは 一時的なものでしょうし 心配するほどの事でもないかな
メール着信に気付いてますが あはははっ やっぱり 「阿部君からのメールだったらどうしよう」と 怯えている 笑)
なぜ そこまで 怯えるんだ! 笑) 怒っても無いのに 怒らせることになるぞ? 笑)
送り主は 瑠里のようです、 「叶に勝った事(直接)言った?、 (それとも)私言おうか?」といった内容ですね
それに 「自分で言う、 昨日はありがとう」という返事を返してます、 まぁ これは 当然かな

 と また メールを着信してます、 確かに 不意を突かれると 携帯の着信音と振動には びっくりしますよね、 とはいえ 飛び上がりすぎだろ 笑)
で 瑠里がまた素早い返信をしてきたかと思ったら メールの主は 阿部です 笑)
だーかーらー ビビリすぎだろ! 笑)、 メールを返信していない 事にも ビビってるんだな、 当たり障りの無いような 返信してりゃいいものを 笑)
普通の生活に戻ったら やっぱり 「まだ マウンドを降りなくてよかったのか?」って ビビり続けているんですね
桐青戦の 最後の一球は明らかに チームメイトを信頼して投げた一球だったはずなのに
で 阿部のメール内容が 「昼に オレと花井も行く。」に さらに ビクつく ビクつく 笑)
まるで 今から 討ち入りに来られる様な 雰囲気になってますね 笑)

 ということで 阿部 田島 泉 花井 が 到着するわけですが、 ただでさえ疲れているのに 勝手に一人で 緊張しまくって さらに疲れまくっている 廉を見て
「フラフラしてるな」と心配する 阿部、 いや まぁ 貴方のせいじゃないんだけど 貴方のせいなんですわ 笑)
ここで ちょっと心配な事が判明、 田島の決勝打の時 ちょっと無茶な撃ち方をしたのが響いたらしく 腕をちょっと 痛めているみたいですね
次の試合に 影響が出なければいいんですが
阿部が 廉の体重を聞いた時に 廉の体重が 3kgも減っていたのを聞いて また怒鳴りはじめた時に やっと 自分が敬遠されている理由に 気付いたみたいですね
無理に怒ろうとせずに 食べ物の話を始めますが、 廉が深読みしすぎて また勝手に 怯え始めて またイラッと来て 怒る阿部、なんという 悪循環 笑)

 しっかし 美味しそうに カレーを食べてるなぁ〜、 でも そうこうやっている時でも 廉の食べ物の事とかを 考えている 阿部は 流石ですね
で テレビで 野球の結果を伝えるニュースが流れてます、 どうやら 榛名たちの 武蔵野第一高校も 順当に勝ち進んでいるみたいです
前日の反省会で 何故 西浦が勝てたのか というのを考えたらしいんですが、 阿部は 廉にも 何故だったのかを聞いています
すると 廉は 「自分は4点も取られたのに みんなが 5点を取って 守ってくれた」という風に考えていますね
もちろん 廉が ウジウジを続けているので さらに 阿部の ストレスは 溜まりまくっているようです 笑)

 何故 西浦に通うようになったのかなどを みんなで話していると 西浦対桐青の結果もテレビで伝えられています
もちろん 廉の名前が 伝えられているわけですが、 それを聞いて また 自分が 他力本願の嫌な奴 みたいな感じで 怯え始めてます
ん〜 まぁ 確かに そんな事で ここまで ビクビクする奴に 目の前に居られたら 腹立ってきますね 笑)
で 勝手に 泣き出す 廉、 そりゃ 突然 泣き出されても 周りも ビビるわな 笑)
正座して マウンドを降りなかった事を みんなに 謝る廉ですが、 もちろん そんな事で 怒ってるわけじゃないですからね
確かに 躊躇してバックホームをしなかった事の方が 反省すべき点なんですけどね
反省会の時の みんなの意見を見て 「昨日の様な事は 普通の事なんだから 特別な事じゃない」という事を教えられた廉です

 叶から 「勝ったぞ」というメールが届き それに 返信をする 廉
「オレも勝ったよ、オレもみんなで勝ったよ、 野球やっててよかった、 修ちゃんありがとう」
叶は 修ちゃん と 呼ばれた事がかなり 嬉しい様子です いい笑顔だ 笑)、 子供の頃に戻ったみたいだ と 叶も心をリフレッシュ出来たみたいですね
みんなが来て みんなに 普通の事だと教えられたから みんなで勝ったよという言葉が 自然に出てきたんですね