(OVA)(こどものじかん) 『〜あなたがわたしにくれたもの〜』

 明らかに OVAだから出来たなと言う内容が幾つかありましたね
TVAだと 多少 省かれてしまうシーンがあるかもしれません
本作は ただ単にロリエロアニメにしてしまってはいけない作品ですし
たとえ 危険なゾーンの部分でも 必要ならば ためらわず やってもらいたい部分もたくさんあります
もちろん スタジオバルセロナならそういうのは分かってるでしょうし
期待して TVAの放送開始を待っていたいと思います


 はい これこそが 次のクールに TVAとして放送される問題作、 『こどものじかん』 の コミック第04巻についてくる OVAです
スタジオバルセロナ の 製作になるわけですが、 本気度具合は ななついろ★ドロップス で 分かっている通り ですよね
ななついろ★ドロップス では いとうのいぢさん 本人が びっくりするほど キャラクター原案に忠実に作られているのが 印象的でしたが
こどものじかん では どうなるでしょうか 早速 見ていこうと思います

 アバンでは ソフトクリームを食べている りん と 黒 と 美々 です
りん は 作画的には 納得の出来ですね これならば 全く問題が無いです、CVは 喜多村英梨さん なんとなく 桃華月憚の真琴の雰囲気がある感じです
個人的なイメージでは 小悪魔的な雰囲気から 田村ゆかりさん だったのですが 喜多村でも 違和感は無く 慣れれば大丈夫かな
喜多村さんCVだと どっちかというと 小悪魔というよりは 活発というイメージが強いですね

 美々 は 作画的には 完全にイメージ通りです、 CVは 門脇舞以さんです、 門脇さんの特徴的なイントネーションが耳に付きますが 純白なイメージがマッチしてます
ん〜 門脇さんだと 美々の有名な 問題の台詞 「何で お○んち○ が大きくなるんですか?」は 流石に無理かもしれない 笑)
いやっ それ以前に TVA的に 無理か? 笑)、 もし これを 門脇さんに 言わせたら スタジオバルセロナは 神だと認定する!! 笑)

 黒 は 個人的には 作画に若干の違和感があったのですが、 とはいえ 完全に乖離しているわけではないので 問題は無いというレベルかな
慣れたら 大丈夫そうです、 CVは真堂圭さんで 今作で 新境地を開いてもらいたい感じですね 笑)
実は 黒も 個人的イメージでは 田村ゆかりさんだったんですよね 笑)
りん は 「完全計画的な小悪魔」、 黒は 「若干ドジっ子な小悪魔」 という感じの ゆかりんボイスで 脳内アテレコしてました 笑)
そういう 微妙なニュアンスの違いなんですけどね 笑)、 わっかるかなぁ? わっかんねぇだろうなぁ〜 笑)

 溶けて コーンの所まで流れてくる ソフトクリームを 舐め上げる 耳を見て 「美々ちゃん それ エロス!!」と興奮する りん と 黒 笑)
もう この時点で 顔がニヤついてしまってます 笑)、 狙ってるって 分かってても しょうがないじゃん!! 男の性だよっ! これは 笑)
門脇さんが「嫌だ 垂れちゃう」と言って 舐め取っているのを キタエリ真堂圭さんが 興奮して見てる図を イメージしてみよ!?、 ねぇ? すごいでしょ? 笑)
キタエリ的には すでにこれもアリかもしれませんが 真堂圭さん 門脇舞以 さんが この領域に入ってくるのは なかなか 凄い事ですよ? 笑)
まぁ 門脇舞以さんは 今日の5の2 の 小泉チカ役で 半分 足を突っ込んではいますけどね 笑)
美々に関しては 「本人は気づいてないけどぉ」っていうのが いろんな意味で いい味を出しそうな感じです

 OP ED は この OVAだけの特別バージョンということですので 貴重ですよこれは、OVAだけあって 結構 過激な所もあります < 結局それかい〜
作画的には違和感があったと言った 黒ですが OPだけを見てても 特徴は 完璧に掴んでいる感じですね
もちろん りん も 美々 も そうです
OP曲の作詞は 畑亜貴さんですよ!

 この作品は りん 黒 美々 が セットで 行動するのが 基本パターンです、 今後 「三人」 と 表現した時は この三人を指す場合がほとんどです
三人 は デパートに やってきているようです、 本屋で おまじないの本 を 見ているようです
美々は 頭が良くなるおまじない に 興味を持っていますが 黒は「ふんっ くっだらない」と つぶやき 全く 興味を示さず
しかし 「恋をかなえるおまじない」もあると聞いて その本を 取り上げる 黒、 そう 黒 は 恋を 叶えようと 必死になっている相手がいるんですね
その相手は 実は りん なんです、 はいっ 百合なんですね 笑)、 この時点で かなり やばいですね 笑) TVAで そういうのはいいのか? って位やばいですね 笑)
まぁ なぜ りん を 思うようになったのかは ちゃんと TVAで描かれると思うので 知らない人は それを見てください
実は 涙無しでは見れない 重い過去があるんです

 りん は 「これ以上お金持ちになってどうするの?」と 黒に言いますが 黒は「そっちじゃないっ」と 赤くなってます
お金持ちと言われてますが 黒 は お嬢様育ちです、この お嬢様育ちというのも りん に 惚れた原因の ひとつの要因でもあります
まぁ ここは 赤くなっている 黒を 笑うシーンです

 続けて 木馬タイプの健康器具に乗って 遊んでいるシーンになってますが りん は 面白くて 楽しんでいるようですが
黒は なんか 別の意味で 楽しんでないか? 笑)
美々 は そういう ひととき を 楽しみたいと 思っているようですが 「そろそろ 選んだほうがいいんじゃないかな」と 切り出しています
どうやら プレゼントを 選びに来ていた様子です
誰へのプレゼントかと言うと 青木先生への プレゼントのようです
青木先生とは 三人の 担任の先生 青木大介の事です、 りん は いろんな 紆余曲折があって 大介に 惚れています
日常的には りん が 大介を からかっているだけのように見えますが 本当は 心底 大介の事が好きなんですね
その 大介へ 送る プレゼントを買いに来ているわけです

 回想シーンになっていますが 三人は 保健室に入り込んで 大介の 身体検査のデータを見ています
りん も 黒 も ノリノリなんですが 実は 目的は 全く違うんですね
大介のプロフィールを知って有益なデータにしようと思っている りん、 データを利用して いたずらをしようと思っているのが 黒になります
そうです 黒にとっては 大介こそが 恋敵なワケなんです
データに載ってない いろんな所のサイズを知りたがっている りん ですが、 流石に そんなデータまでは 取ってないだろ 笑)
そうこうやって データを見ているうちに 大介の 誕生日が 明日 と言うことを知ってます
つまり 今回は バースディプレゼントを選びに来ていたわけですね
データを見ながら わいわいやっていたら 大介がたまたま 保健室にやってきて 三人を見つけます、 逃げ出す三人を追いかけようとしますが
りん は 自分のスカートをめくって パンチラ攻撃、 過激ですな 笑)

 で 話は デパートに戻ってくるわけですが りん は 下着を選んでいますね、 って 勝負下着ってやつですか? 笑)
プレゼントは あ・た・し って、 おいっ!! 笑)、 黒も呆れて「ベタ過ぎ」とツッコんでます
ここは あまりにも ベタだから と いう理由で 笑う所なんですが、 冗談が通じない人にとっては 理解しがたい内容なのが 本作の恐ろしい所なんですね 笑)

 小学生なのに 人よりも 胸が発達している 美々は ブラジャーに興味を示していますが
買い物に来ていた 大人の女性から 「小学生のクセに 10年早い」と 蔑んだ目で見られて 詰られています
実は 美々は あることがきっかけで 大人に対してトラウマ を持っているんですね、 普通なら ムッとして終わったり 捨てゼリフでも言って立ち去ればいいんですが
そういうシチュエーションに 置かれるだけで 美々は 体が すくんでしまいます
その事を 察した りん は、 非常に丁寧な言葉遣いをして 大人の女性を たじろかせ 「うるさかったので 申し訳なかった」と謝罪して その場を立ち去ります
実は 大介が 担任になる前ならば りん は 大人に対して もっと恐ろしい 制裁を加えていたはずなんですが
こうやって立ち去っているのは 大介の 影響が大きいんです、 これは TVAで 必ず描かれると思うので 注意して見てください
その直後 黒 が 意地悪く「元 おねえさん」と言うことで 不愉な感じを一掃しているところは 脚本が うまいな と思いました

 そうやって 大人びた所があると思いきや ゲームでお金を使い果たしてしまう所は 子供っぽさ全開ですね
結局 何も買えずに デパートから出てきてますが、 やっぱり 何かを買いたいから 「何でも 言うことを聞くから」と 黒 に お金を借りようという りん
黒 は 大介のために お金を貸すのは 嫌なんですが 何でも言うことを聞くならば りん と キスも出来る?と 貸す気になりますが
ここで 美々が 手作りプレゼントにしたらどう? という 妙案が 笑)
あわてて 貸す方向に持って行きたいわけですが、 一度断ってしまったからには 再び 貸すとは言いづらいことに 黒 は なってます
結局 手作りで ということになりますが、 美々 や 黒 も りんの家に 泊りがけで 作ろうということになり なんとか キスの可能性を維持できた 黒です 笑)

 りん は 大介の絵を描いているようですね、 でも どうやら 下手すぎのようですけど 笑)
美々は 色紙を切っているようです 飾り付けした手紙みたいなのを作っているんでしょうか
黒はというと 呪いの人形? 笑)、 悪趣味すぎるぞ 笑)

 思い思いの プレゼントを作っていると レイジが帰ってきます、 レイジ は りん の 母の 秋 の 従弟にあたる人物なんですが 現在は りん の 面倒を見ています
りんの母 レイジ りん りんの本当の父 他それぞれの家族 は ちょっと 関係が 複雑なので ここも くわしくは TVAで 確認してください
って レイジ って キョンだ 笑)、 CVが 杉田智和さんってだけなんですけどね、 この声が あまりにも キョンのイメージが強くなりすぎているのも なんだかなぁ 笑)
SHUFFLE! の 土見稟 までは はっきりと意識した事は無かったんですけどねぇ 笑)
もう この声聞いたら キョンしか頭に浮かばなくなってしまってる 自分がいます 笑)、 祐一 や クロノ より も キョン なんだから もはや 重症だ 笑)

 レイジ を 見た 美々は どうやら 一気に惚れてしまったみたいですね、 何も 言葉を発せなくなってます
黒 は お嬢様らしい 挨拶の仕方をしていますね
美々は レイジで 妄想を始めてますが レイジの台詞が笑えてしまう 笑)、 ん〜 こういう 悪ふざけな事を言わせるには 杉田さんの声は マッチしてますね
秋 との シリアスなシーンだと Kanon の 真琴 や あゆ との シリアスな やり取りの時のような演技も マッチしてるでしょうし
最初 杉田さんの声だと気づいて しばらくは ビックリしてしまいましたが 冷静に 考えれば 合っているかもしれませんね
美々の妄想も 見た目は凄い事になってますが 笑)、 発想自体は 子供らしく 短絡的なものなんですよね

 そんな感じの状態で 時間が進んだと思うんですが、 途中 レイジが お菓子と 飲み物の 差し入れを持ってきます
飲み物は カルピスのようです が まあ こういうシチュエーションで カルピスが出てきたら 次は どうなるか位は 察しが付きますよね? 笑)
カルピスを受け取ろうとした 耳の手が レイジに触れてしまい ビクッとなってしまった瞬間に 握りそこなって 美々自身に カルピスをこぼします
ついでに りんが描いていた 微妙な? 笑) 大介の似顔絵にも かかってしまいます
美々 は あわてて 拭き取ろうとしますが!、 まぁ そんなに即座に拭いたら にじみまくりまクリスティ ですな 笑) < 表現古すぎますよ?
大絶叫している りん と 美々に 冷静に「おちつけ」とツッコむ 黒が 個人的には ハマりましたね 笑)

 三人で お風呂に入ってますが、 美々 は 自分の失敗でりんの絵を駄目にしてしまったから 泣き続けています
りん は もちろん 内心微妙にはムッとしてるのは間違いないんですが、 美々の過去の苦しみは よくわかっていますし
悪意があってやったことじゃないわけですし、 むしろ 美々を 勇気付けるような 事をやっています
この部分も 原作を見ているならば なぜ りん が 美々に対して 優しいのか というのは 分かるはずです

 カルピスを 頭からかぶったわけですし 髪の毛もベタベタになっている 美々、 りん が 髪を洗ってあげようとしますが シャンプーが切れています
りん は レイジに 替えをもらおうと声をかけています、 ということは レイジが風呂場を見てしまうことになるんですが
美々は 裸を見られる! と超テンパりまくりますが、 別に 体を見ているとかいう意識も無く りん に 替えを渡して 立ち去っていくレイジです
勝手に緊張していた 美々は 「アウトオブ眼中」と 凹んでますが、 じゃぁ 意識的に 見られたかったのかよ? と 笑)

 もう ここは OVAならではのシーンです、 あ○この○を 見せ合いながら 「大人〜!」と楽しむ りん と 黒、 ん〜 笑)
美々 は 自分が 大人として見られていたのが悔しかったのか 対抗しようとしますが りん や 黒 よりは 遅れているようですね
って これやってるの キタエリ真堂圭門脇舞以 なんですぜ?、 ある意味 凄いことになっている 笑)
 風呂上りは 黒 は りんのパジャマを着て ホクホク、 美々は りんのパジャマだと小さすぎるので レイジから 服を借りて ホクホク 笑)
晩御飯は レイジが作っている所に りん が サポート役といった感じで 手伝っていますね
りん と レイジの 会話中、 りん が なんか 隠しているのに 気づいているようですが りん が ごまかそうとしているので
レイジは それ以上 聞くのを やめていますね、ここらへんも 原作を知っていれば分かる 微妙なラインです

 以前見ていた おまじないの本を信じて それを唱えている 美々、 もちろん 思っている相手は レイジですね
寝る前に 黒 と 美々 が ちゃんと 泊まることを実家に連絡を取ったのか を確認して 立ち去ろうとしますが
そこで いつもやっている事といえば 「りん と キス」なんですね
もちろん ブチューーーじゃ無くて 笑)、 さわやかに チュッ ってやるやつですね
それを見て 美々 は 興奮しまくってますね 笑)

 りん は もう 寝てしまったようですが、 ここで 美々 は 黒に 何かを話しかけ始めます
美々にとっては 「レイジ と りんは付き合っている」というように見えているわけですね
ここでも 「犯罪だろ」という と ツッコみを入れる 黒が なかなか好きですね 笑)
美々 は りん は レイジの事が 好きなんじゃないか? と思い始めてますが
実は りんは まだ起きていて 聞き耳を立てていたようですね、 レイジが 彼氏として 好きだということは 否定してます
つまり 好きな相手は あくまでも 大介なんですね、 そして レイジにとって りん は 自分の子供のような存在です
美々 が 興味深々な レイジが思っている相手とは 秋 なんですね
早くも 絶望的になった美々はショックで そのままバタンと 黒の上に倒れてしまいます、 どんまいっ! 笑)

 秋 と りん が 写った携帯の写真を見ながら微笑んでいる レイジ
ん〜 やっぱ 秋は美人ですね〜
さっき りんが 寝た振りしてたのは 黒 と 美々が寝た後に 絵を仕上げるためだったんですね
美々が起きていると すごく申し訳なくしてそうだし 徹夜させてしまうからなんでしょう
りんって そういう心遣いが 出来る子なんですね、 しかし やっぱり 絵は微妙のようです 笑)
で 何か ふと 妙案を思いついたようですよ

 翌朝 三人は 学校へ登校します
美々は手紙 黒は呪いの人形? のプレゼントは用意できているようですが りん は どうなんでしょうか
でも 笑っているって事は 何か用意は出来ているみたいですね
それは 携帯で 自分の写真を添付して 誕生日メッセージを送るものでした、 すんごい可愛いですね 笑)
しかし そこで終わらないのが りん の 小悪魔たらしめる由縁でして
二通目のメールには 「プレゼントはあ・た・し」という 悪ふざけが始まります、 しかも 添付画像が エロっちい 笑)
青木が あわてて りんを探すと さらに 校舎の中から下を見ろというメール
見下ろすと 地面に 「ロリコン教師 青木先生 だーいすき♪」と ありがたいんだか 迷惑なんだかのメッセージ を描いてます 笑)
そこに 京子が通りかかります、今回は京子は 挨拶程度の登場と言う感じですかね
ルックス や ナイスバディの割には寂しい生活を送ってます 笑)

 大介は あわてて 校庭まで出てこうとしますが 黒が 呪いの人形の首をゴキッってやると 大介の首も ゴキッっとなってます
えええぇぇぇ! 呪いが通じてるよぉ! 笑)
そういう ドタバタも 本作の魅力のひとつです

 EDは原作者のイラストですね すごく綺麗です