第01話 『覚醒』

 とりあえず 目を引くスタッフは
監督の後藤圭二さん
原案・シリーズ構成・脚本の きむらひでふみ さん
キャラクター原案の 門之園恵美さん
そう うた∽かた の 主要スタッフですね

 初っ端の いきなりの 説明セリフが 続いた時は どうしたものかと思いました
状況説明も ただ 説明セリフで ダラダラと 説明するのではなくて
きちんと 作品の中で 表現していくべきですね
巻き戻して 言っていた事を 正確に 把握するのも シャクなんで とりあえず 後回しです 笑)

 とりあえず うろ覚えでの 記憶では 世界規模で なんか 大変な事が起こっていて
重要な資源や土地などが脅かされているから
それぞれの わけまえは 新しいタイプの戦争で 世界的に決着をつけよう
とかいう事ですかね、 間違ってても 気にしない 笑)
これは 初っ端から 眠い展開にしてしまった スタッフが悪い 笑)

 州倭慎吾 が 墓参りをしていると、 神代真名が 上の段から「おねがい」と小声で つぶやく
それに 気付いた 慎吾が しばし 真名を見つめたあと、慎吾が「かわいい」とつぶやく
照れたのか 顔を赤らめる 真名
この一連の流れの アニメーションを見て 真っ先に 思ったのが 「かみちゅ! っぽい!」
まぁ たしかに ブレインズ・ベース ですし 似るのは 当たり前ですが
頬の赤らめ方とか、 その時の 口元とか その後の 会話の仕方も 本当に まんま かみちゅですね 笑)

 慎吾が ゲーム大会に向かっている事と 、 新しい戦争のはじまり と関係があるんでしょうか
あれ? 慎吾は てっきり ゲームの大会会場である NEW TOKYO DOME に向かったのだと思ってましたが
慎吾は ちょっと 都心から離れた 学校から オンラインで 参戦するようです
ロボットとかが 普通にいる時代なんですから オンラインでも タイムラグがあるとかどうとか 関係ないくらいの
インフラ整備は出来てるんじゃないでしょうかね、 リアリズムを出そうとしすぎて 失敗したような気がします 笑)
むしろ 「オンラインですが 専用インフラにより タイムラグは コンマナノ秒程度ですので問題ありません」とかの方が
その時代には 合ってそうな気がします

 どうやら 表向きには ゲーム大会を 謳っていますが
おそらく ゲームのうまい人の中に ロボットに乗れる 人がいるかどうかの 適合者を 確認しているってことでしょうか

 ある国から 日本が宣戦布告されたのと同時に
なにやら 怖い面構えのロボットが 突然 NEW TOKYO DOMEを 急襲してきました
この世界では ロボットの事は ギガンティック と呼ばれているらしく
日本が 極秘に 持っていた(開発していた?) ギガンティックスサノオ という名前らしいです
その スサノオ が 操縦者もいないのに 勝手に 起き上がって 動き出します
それに 真名が 乗り組みます

 音楽は 緊張感があるものの どうも 映像的には 緊張感がないなぁ 笑)
真名が 乗り込んだものの 全く 操作を受け付けず 勝手に 移動してます
まぁ 行き先は 慎吾の所ですね

 すでに 敵のエージェントが 慎吾のところにも入り込んでいて
慎吾を 暗殺しようと 狙っています
それに対して 組織の人間とか 警官が 銃で応戦したりしますが
やはり このシーンにも 緊張感がないなぁ 笑)

 敵国のギガンティックスサノオの 戦闘シーンも やはり 緊張感が無い
CGを 使っている事が 逆に マイナスになってますね

 スサノオが 腕をもがれると 真名の腕から 出血していたりと
ロボットと 操縦者の シンクロみたいなものがあるんでしょうか、 ただ 負傷したのかもしれませんし 分かりづらいです
慎吾が 乗り込むまで 時間がありすぎるし いくら演出とはいえ あまり 感心できる 間ではありません

 相手のギガンティックの 腕を 力でもぎ取って それを 自分の腕にしたら 元の 腕に戻ったりとか
意外な一面も 多い 設定だけに この 緊張感の無さが 残念すぎますねぇ

 とにかく 人と人の感情のこもった会話シーンに関しては かみちゅ! 同様 満点に近い評価です
ただ それが 戦闘シーンになると ことごとく 緊張感が無くなる
CGシーンも 同じく ハイテク ハイデフ ハイクオリティだから 凄い・面白い ということにはならない事を証明してますね
とりわけ CG班 は もうちょっと 違う方向に 頑張ってくれることを祈ってます

 残念ながら 全体的な評価としては 五分五分、 設定 脚本など 面白いところも多く 期待を持てそうなんですが
このまま 緊張感の無い 戦いを だらだら 続けるのなら 切らざるを得ません
とりあえず 様子見です