TVA 金色のコルダ 〜Primo Passo〜 第18話 『傷心のパルティータ』

 気持ちでしかヴァイオリンを弾けない香穂子なので
無茶な気持ちで弾くという事は ヴァイオリンにも無茶な負担がかかるということ
その結果 弦が切れてしまったというのが 前回の話

 「自分は香穂子には影響を受けない」という思いで、香穂子から影響を受けている柚木です 笑)
結局全員 香穂子に影響を受けてしまっているんですね 笑)
それが いい結果に繋がった者 と 悪い結果に繋がったものとで かなりはっきりと 明暗が分かれてしまいました

 柚木としては 完璧がゆえに、一番下の弟のため 兄を超える事を許されないという
窮屈な檻の中に居たわけですね
祖母はもっと 聡明な人だと思ってたのですが、典型的な年功序列の至上主義だったわけですね
実力の差があるのなら ある程度は 跡取り問題も 人間を作るという意味でも うまくやりくりは出来たはずなのに

 まぁ友達も 香穂子がヴァイオリンを持ってきてなかった事に 一番に気づけよ 笑)
「練習しなくて大丈夫なの?」の前に
香穂子としては さらに上達するためには 本人に技術が無いわけだから コンクールと同じように
また ヴァイオリンに負担をかけることしか出来ないと思うしかない
ならば いっそ もう逃げた方が ヴァイオリンを苦しめる事がないと思ったのでしょう

 当然 土浦は 事の真相は知らないわけだから 香穂子が逃げているのが腹立たしいと思うのは当然の事ですね
サッカー部の部長が言っている事は 無茶だし厳しいようですが 理にはかなっています
香穂子の件で コンクールに参加した時点で 土浦は サッカー部を捨てたわけで
「サッカー部に戻ろうと思うのなら それは 中途半端な気持ちなので サッカーは辞めろ」
これは そう言われても仕方の無い事です