第20話 『 双子があけた扉 』

 告白していた 女の子の 「光でも 馨でもいい」 という考えは確かによくない
だからと言っても わざと 演技して 悲しい目にあわせようとしている 二人もよくはないな
それが キングと出会う直前の 二人の状態

 それよりもっと前、 明らかに 盗人メイドとわかる行動、 二人は その人の事が好きだったらしく
その人に 自分たちを 見分けてほしいと 願っていた
二人の はるか上のテクニックで 二人の前から消えた メイドさん、 それが 二人の 心のゆがみに繋がっているらしい

 計算なのか 本当に馬鹿なのか わからない キングだけど、 こういうシリアスなシーンが続いた後の
キングの暴走シーンは 一気に 和やかになれて いいですね

 ある意味 初めて キングの境遇 を 知る重要な発言が、 ここは聞き逃したら 駄目なトコですね

 たまたま 「どっちが光か」が当たって、 理由が 「勘だぁ!!」。いいね 笑) いい過ぎる
「最終日に 正解を言った」これは 「たまたま 光がどっちか と たまたま当たった」と言う意味ではなくて
キングが 二人が思っている 想い を 言い当てた という ニュアンスの方が強いんでしょうね

 そして 象徴的に現れた ハルヒ
ハルヒが 二人を見分けた 唯一の一人、 二人にとっての ハルヒの存在がどれだけ衝撃的だったのかが
分かった 話でした