(Tips)(Windows7 HomePremium 64bit版)(クリーンインストールしたいのにインストール先のパーティション管理やフォーマットが出来ない時の対処法)
Tips一覧はこちら http://d.hatena.ne.jp/morakana/20110704/1310703995
すでに Windowsのシステムがインストールされている環境で
クリーンインストールで再インストールをしようとして インストールDVDから起動しインストールを進めていくと
インストール先のドライブをフォーマットしたいのに(またはパーティションを切り直したいのに)
フォーマットのボタン自体がグレー表示になって押せなくてフォーマットできない事があります
パーティションの削除なども同じくグレー表示になっていて、そのまま進むしかありません
これはすでにシステムが入っていて、あと何らかの条件が揃った時にこの様になるみたいです
そのまま進んだ場合だと 現在のシステムを windows.old というフォルダに追いやり
新たに新規インストールが行われます
インストール後に windows.old を削除してしまえば一応何の問題もありません
ただ、「やっぱりフォーマットしてないとなんか気持ち悪い」と思う人もいるでしょう
そういう人の場合の解決方法です
もちろん 間違って操作してしまうと データディスクを破壊してしまう危険性もあるので
各個人の責任の下でやってください
また「diskpart」のコマンドについても一通り目を通しておいたほうがいいでしょう
今回は 説明を簡潔化するために シンプルな状況を想定します
1. 普通に Windows7のインストールDVDを起動させます
2. インストールが始まって最初の質問の所(言語・時刻・通貨・キーボードの設定の所)で
「Shift + F10」を押すと、コマンドプロンプトが起動します
3. コマンドプロンプト上で「diskpart」としてディスク管理ツールを起動させます
これは コマンド対話式で ディスクを管理するツールです
4. 「list disk」として現在認識しているディスク一覧を確認します
目的のディスクがきちんと認識されているか確認します
5. 「list vol」(正式には「list volume」)としてボリューム一覧を確認します
フォーマットするターゲットのボリュームを確認し そのボリューム番号を確認しておきます
6.「sel vol <ボリューム番号>」(正式には「select volume」)としてボリュームを選択状態にします
もしも ターゲットのボリュームが「Volume 1」だったら「sel vol 1」になります
7. 「list disk」、「list part」(正式には「list partition」)、「list vol」などとして
ターゲットがきちんと選択されているか確認します、選択中の所は 「*」マークがついています
8. 「format fs=ntfs label="Windows" quick」としてフォーマットを行います
確認無くいきなりフォーマットが始まるので十分に確認をしてから実行してください
labelは特に必要は無いと思いますが 元々「Windows」だったので同じになるようにしました
クイックフォーマットをしない場合は quickオプションはつけないでください
9. もう一度 「list vol」とやってドライブレターやファイルシステム(Fs)を確認します
10. 特に問題が無かったら 「exit」を二回実行して インストーラに戻りインストールを続行します
ちなみにこの状態でパーティションの管理のところまで進むと
フォーマットや削除のボタンもグレー表示にならずに押せるようになっていたので
おそらく、従来通りパーティションの切り直しなどもここで出来るようになっていると思われます
すでに Windowsのシステムがインストールされている環境で
クリーンインストールで再インストールをしようとして インストールDVDから起動しインストールを進めていくと
インストール先のドライブをフォーマットしたいのに(またはパーティションを切り直したいのに)
フォーマットのボタン自体がグレー表示になって押せなくてフォーマットできない事があります
パーティションの削除なども同じくグレー表示になっていて、そのまま進むしかありません
これはすでにシステムが入っていて、あと何らかの条件が揃った時にこの様になるみたいです
そのまま進んだ場合だと 現在のシステムを windows.old というフォルダに追いやり
新たに新規インストールが行われます
インストール後に windows.old を削除してしまえば一応何の問題もありません
ただ、「やっぱりフォーマットしてないとなんか気持ち悪い」と思う人もいるでしょう
そういう人の場合の解決方法です
もちろん 間違って操作してしまうと データディスクを破壊してしまう危険性もあるので
各個人の責任の下でやってください
また「diskpart」のコマンドについても一通り目を通しておいたほうがいいでしょう
今回は 説明を簡潔化するために シンプルな状況を想定します
HDD1 → SSDで1パーティション、システムが入っている、ドライブレターは C: HDD2 → HDDで1パーティション、データ用、ドライブレターは D: 再インストール時に Cドライブをフォーマットして入れなおそうと思ったけど出来なかった パーティションは特に切り直さないというケースにしてみます
1. 普通に Windows7のインストールDVDを起動させます
2. インストールが始まって最初の質問の所(言語・時刻・通貨・キーボードの設定の所)で
「Shift + F10」を押すと、コマンドプロンプトが起動します
3. コマンドプロンプト上で「diskpart」としてディスク管理ツールを起動させます
これは コマンド対話式で ディスクを管理するツールです
4. 「list disk」として現在認識しているディスク一覧を確認します
目的のディスクがきちんと認識されているか確認します
5. 「list vol」(正式には「list volume」)としてボリューム一覧を確認します
フォーマットするターゲットのボリュームを確認し そのボリューム番号を確認しておきます
6.「sel vol <ボリューム番号>」(正式には「select volume」)としてボリュームを選択状態にします
もしも ターゲットのボリュームが「Volume 1」だったら「sel vol 1」になります
7. 「list disk」、「list part」(正式には「list partition」)、「list vol」などとして
ターゲットがきちんと選択されているか確認します、選択中の所は 「*」マークがついています
8. 「format fs=ntfs label="Windows" quick」としてフォーマットを行います
確認無くいきなりフォーマットが始まるので十分に確認をしてから実行してください
labelは特に必要は無いと思いますが 元々「Windows」だったので同じになるようにしました
クイックフォーマットをしない場合は quickオプションはつけないでください
9. もう一度 「list vol」とやってドライブレターやファイルシステム(Fs)を確認します
10. 特に問題が無かったら 「exit」を二回実行して インストーラに戻りインストールを続行します
ちなみにこの状態でパーティションの管理のところまで進むと
フォーマットや削除のボタンもグレー表示にならずに押せるようになっていたので
おそらく、従来通りパーティションの切り直しなどもここで出来るようになっていると思われます