(TVA)(CLANNAD 〜AFTER STORY〜) 第11話 『約束の創立者祭』

脚本
志茂文彦
絵コンテ
演出
米田光良
作画監督
秋竹斉一


 「あーさー あさですよー 朝ごはん食べて学校行くよ〜〜〜〜」 < それは名雪・・・
と 渚 に 起こされる 朋也、 ん〜〜〜 もう夫婦だな・・・ 笑)
朋也 は 新しい仕事には 慣れてきているようですが まだまだのようですね
職場にある 出勤表示の ネームプレートは 印刷された物ではなく
まだ マジックで 手書きされた物を使っているようです、 なにげに あるあるネタですね

 学校の渚は 体育の時間にも出ているようで 体調的には とりあえず 問題無いようなんですが
よくよく見てみると ストレッチをやる時は 普通 ペアになってやるんですけど 渚には居ないみたいですね
まぁ 人数的に 奇数なので 一人余ることには 間違いないんですが
おそらく まだ 友達が あまり居ないようですね
もし 渚の他に 一人で ストレッチをしている生徒が居たら それは 結構 ショッキングな光景ですけどね

 誰がどう見ても 右手を使った方が 効率がいいのに 右手を使わず 左手を使って 作業をする朋也
そういえば 腕が上がらないんでしたよね
芳野が 何故 右手を使わないのかと疑問に思っていますが 朋也は 惚けて 誤魔化してますね

 疲れもあるだろうし 仕事の事を考えているというのもあるんでしょう
渚が 話しかけていたのに 全然 聴こえていない 朋也です
渚なら 普段から 朋也の事をちゃんと見てるし 朋也の今の状態を真っ先に把握して
あまり 話しかけようとはしないはずなんですけどね
多分 そういうのを ちょっとでも 失念してしまうくらいに 何か言いたい事があったんでしょう
でも 朋也が ボーッとしていた事から 朋也に悪い事をしてしまったと思っています
まぁ 渚は わがまま を 言うタイプじゃないですし、 言いたいけど 言えないという 葛藤があるようですね

 朋也の 今の 懸案事項は 右肩の事のようですね
右肩の事を 会社に言った場合 芳野は かばってくれたとしても 社長が 許すとは限らない
ああ 確かに それはありますね
最近は 芳野の指導の甲斐もあって 手順は もう覚えたようですし
何故かあえて左手を使うという 不自然さ以外には とりあえず 問題は無いようなんですが
「肩が悪い」ということは 事故を起こすリスクが少なくとも 高くなることには違いがありません
「両手を使えたなら 起きなかった事故」が発生した時には 「会社としての責任」が 問われてしまいますからね
言い出しづらいわけですね
多少なりとも 勢いでここまで来てしまった以上
会社をクビになった所で 再び 秋生や早苗の世話になるわけにはいかないですからね
もちろん 秋生 早苗 が 嫌がる事は無いという事は 分かっていても ですね
あとあまり関係ないですけど 路上での 渚との会話の 音響監督の拘りようが凄かった 笑)
他の所でも もちろん 凄いんですけどね、 二人 と カメラの位置で 音の響き具合が変わってるんですよね

 突然ですけど、 おっさん と じいさん ライトセーバーで何やってはるんすか? 笑)
最近 若干 すれ違い気味の 朋也 と 渚、 朋也の時間が取れた時に限って 渚は 模試を受ける事になってました
浮いた朋也は 何故か 秋生と デートです < 違います
どうやらここには あるものを 入手しに来たようで、 それは 早苗が 苦手な ベンガルオオトカゲ<何故限定? 笑)

 爬虫類が苦手 とか トカゲが苦手ではなく 「ベンガルオオトカゲ」が苦手らしい早苗の背中に それを入れてます
というか これが 何を意味するのか 全く分からん!! 笑)
どう考えても ちょっとした刺激とかじゃなくて 単なる嫌がらせじゃん 笑)
そりゃ「ちょっとした刺激」で済むわけ無いでしょ 笑)
これまでとは ちょっと違うパターンで 店を飛び出していった 二人ですが
そんな時は どうなっていたのかというと 隣の磯貝さんが 店番してたんですね・・・・
そういえば 磯貝と言えば 風子・・・・、 前回 公子も出てきた事だし
なんか ここ最近 風子の事を 凄い思い出してしまうんですけど 笑)

 渚が言うには 二人と一緒に走ってたのは 朋也が初めてだと
もしかして 秋生って そこまで 考えて・・・・ やった事なのかな?・・・ 笑)
まぁ 実際 渚は上機嫌ですし、 創立者祭に二人で行こうと 誘っています
ああああっ 創立者祭ってのも キーワード的には 風子を 連想してしまうなぁ 笑)
とりあえず 風子は置いといて
やっぱり 秋生って 渚に この事を言い易い雰囲気を作ったんでしょうね
しかし そこまで計算してやったんなら 凄いですけどね 笑)

 とりあえず 創立者祭には 二人で行こうという事になったようなんですが
会社に大きな仕事が控えているらしく もしかすると いけなくなる可能性があるんですよね
若干 痛い感じにノリノリになっている 笑) 渚には あまり良いニュースではなんですけどね
朋也 は 正直に この事を 渚に告げています
渚にとっては かなり残念な事なんですが
別に 朋也が 遊んでそういう事になっているわけではないと言う事は 重々承知しているわけなので
残念という気持ちは 押し殺して 「気にしないでください」と 言っています

 ただ 次の日曜は 休日出勤は無いようで 創立者祭には行けそう なんですが
ついに 芳野に 右肩の事をツッコまれてしまっています
まぁ あの動きでは あまりにも 不信ですから 普通に 右腕に障害があると考えますよね

 何故 このタイミングで 芳野が そう言う事を言い出したのか
社長に チクろうと思ったとかじゃないんですよね
今後 仕事が忙しくなるし 右腕をかばって出来る仕事では無い可能性もある
そんな仕事を 朋也がやれば 無理をするし 最悪 事故が起こってしまう
この際 無茶をして 事故を起こす位なら ぶっちゃけてしまった方が いいと考えたんですね
朋也の熱意は受け取ったし 芳野 が サポートしたり サポートを受けたり する事に支障はなさそうだし
出来る事 出来ない事を はっきりさせた 上でなら 問題が無いという判断ですね

 その夜 ちょっとした 手違いで イレギュラーに 仕事が残っていたようです
朋也以外には 社員が残っていないわけですが
ここ最近 仕事にも慣れてきて 一応は 芳野が 監視してなくとも こなせるようになっている朋也が
一人で 現場に向かいます
ただ 芳野にも 連絡が行ったらしく、 確認と足のために 現場に来ていますね
とりあえず 外観の目視と 口頭での確認 を行って会社に戻っています
実際に 修理した部分を見なかったのは 朋也に対する 信頼もあるんでしょう

 しっかし 翌日の 創立者祭当日、 どうやら 朋也の作業に ミスがあったようです
ただ 芳野の話を聞けば そのミスというのも
ミスに気付いた時にすぐに直す必要は無く 翌日に回しても問題が無いくらいのミスのようなんですよね
朋也は その事を社長から聞いて 現場に向かいます
ミスはミスなんでしょうけど クリティカルでは無かったわけで 後日注意すればいい程度なんでしょう
渚の所に行けと言う 芳野ですが 朋也は 責任を取ろうとし 芳野のサポートをすることになります

 もちろん 学校では 渚は 一人ぼっちなわけです
別に 渚の所に向かっていても 会社が 朋也を責めることは無いでしょう
おそらく 「注意してね」程度の事でしょう
それでも 朋也は 仕事を取りました、 まぁ これは 判断が難しい所ですよね
渚も 寂しかったでしょうけど 朋也の作業着の姿を見れば
語らずとも 朋也の気持ちも 読み取ったんでしょう

 仕事で気を抜いたわけでもなく、 渚と創立者祭を過ごすために努めたことには変わりありませんが
それでも 自分の無力さを 思い知らされてしまう事がある
ひとつ 思い知らされたというか 勉強をした 朋也でした

 てっきり 絞られるかと覚悟して 出勤した 朋也ですが
言ってくれれば変わってやったのに とか 言う社員もいるし
社長も休日出勤手当ての事を考えています
チャラチャラした 気持ちでやっているなら もちろん こんな リアクションじゃないはずです
きちんと 誠意を示したからこそ みんなが 認めてくれたわけですね
あっけに取られている 朋也に 芳野は 失敗は一度はある 二度目をしないようにと言ってます
そして その心は 自分の弟子にも 受け継がせる必要があるんだとも考えているんですね
そして 芳野の 悪い暴走が始まって ウザさ 100%なんですが
涙が出てくるのはなんでだろう? 笑)

 そして 手書きだった ネームプレートが 他の社員と同じく プリントされた物に変わりました
瑞から見たらどうでも良いことですけど
朋也にとっては 本当に 「この会社に溶け込めた」 という 一つの シンボルになるわけですね