第21話 『もう一度、アンダンテ』

 弦の張り方を 月森に聞くと言うのもな 笑)
月森には 本当の事を 言うつもりなのだろうか、 弦の張り方も知らないのに コンクールに というのは 変ですし
当然 今 弾いても 下手なのは分かりきっているわけですし

 次の日 香穂子を 山の中に建っている 立派な家に 連れて行く 月森
月森家との付き合いがある ヴァイオリン職人の屋敷ですね
香穂子の ヴァイオリンを 診始める職人さんですが 香穂子の反応が いちいち面白い 笑)
すんごい 素人丸出しだし 笑)、ヴァイオリンの事をお嬢さんと言うのとかは文脈から判断できるだろうし
「ラベルが無い」の部分でも 普通だったら ギクッとする部分ですが 何のことか分かってない様子 笑)
香穂子って 「どうやって手に入れた?」みたいな質問が来る事とか 全く想定してないよな 笑)

 修理が終わったばかりだから 調子を見てくれと言われて 月森が弾き始めたけど
香穂子 最初の音から アヴェマリアだと気づけよ 笑)
2音目 3音目になって初めて 「あっ」 という表情になってるし 笑)
ある意味 一番 思い入れがある曲なんだからね 笑)

 職人さんの 「音が柔らかくなった」という言葉に 「ヴァイオリンが修理によって」と思う 香穂子
ん〜 ちょっと いくらなんでも 鈍感すぎますよね〜 笑)、 思わず 「いや 月森の演奏がでしょ?」
って 職人さんが 月森の演奏が って言う前に 声出してツッコんでしまいましたよ 笑)
元々の 月森の演奏は 正確無比な機械のような演奏 今は 心地よい揺らぎのある演奏
色で言えば 寒色系から 暖色系に 変化したと言っていいほど 変化しましたよね

 元々張ってあった弦を残して その他は 新しい弦を 張りなおす っていうのもあるんですね
基本は 全て 同時に 新品に変えてしまう物だとは思うんですが
ヴァイオリンの場合は 一本単位で 張りなおせるんでしょうか

 月森や土浦が 相手だからこそ さらけ出せたという感じですか
どう聴いても 初心者の音なのに 香穂子も素直に「今は何も聞かないで」と
これは 開き直ったのではなくて 素直になったからこそ言えるセリフですね
月森も 土浦も まるで 初心者を教えるかのように 調弦を教えるシーンでは
迂闊にも ウルッと来てしまいましたよ 笑)
先週に引き続き 今週も いい 脚本・演出来ましたねぇ〜 笑)

 まぁ ひどい音だ 笑)、 いい意味でぇ〜 笑)

 いや でも 大したものだと思いますよ
これまで ずっと魔法に頼ってきたにも 関わらず ここまで音が出るのならば
事実を知らない人に対しては 完全に 醜態を晒しているわけですし、 そこら辺の度胸も 大した物だ
流石は マゾだけある 笑)

 土浦も 覚悟を決めて 退部届けを サッカー部の部長に 持って来る
土浦の 「覚悟」を認めて 退部届けを破り捨てる部長
というか ここまで出来た 部長って そうそう いないぞ 笑)
こう来たかという感じで、また ウルッと来たじゃないか 笑)、 なにげに コルダ 神がかって来ましたよ 笑)

 柚木の言う音が変ったもう一人とは おそらく 月森でしょうか