(今日の独り言)(天元突破グレンラガン 第04話 『顔が多けりゃ偉いのか!?』について)

 グレンラガンの 第04話 に関してです、いろいろ書くのは 第01話の時以来です
今回 何かを書くと言うことは、 はい そのとおり、 その事です

 作画に関してですが
第01話の記事の中で 「それでも 今回のノリが ずっと続くのであれば スタミナが持つとは思えません」と 指摘していたとおり
( 第01話の記事はこちら → http://d.hatena.ne.jp/morakana/20070401/1175435741
それはあまりにも突然 来てしまいましたね
とにかく 中割り が全く出来ていません、 それは 第01話〜第03話 と比較してみれば分かりますが
間の動きが ことごとく 間引きされています、 簡単に言えば 動きが カクカクしてます
こういう 誰が見ても 気付いてしまうような これまでと全く違う動きのものを 出すのは いかがなものかと思います

 私も 演出 や 脚本 や 作画監督で それぞれの個性を出すという事は 大事だと思っています、が
過去にも 「突然 その一話分だけが 全くの別物になっている」ということが アニメ界では しばしば起こってます
それは 演出や脚本や作画監督の 個性を出す という名目で、 キャラクター表を無視した結果 引き起こされるものと思います
つまり カミナやシモン達は 演出や脚本や作画監督が 違ったとしても カミナやシモン達でなければ ダメだと思います
「じゃぁ それじゃ 誰がやっても 同じになってしまうのではないか?」と思うかも知れませんが
例えば 京都アニメーション ですが
作画は 池田晶子さん 堀口悠紀子さん 池田和美さん 荒谷朋恵さん 門脇聡さん 米田光良さん 西屋太志さん 他
で 明らかに 個性があります
コンテも 山本寛さん 武本康弘さん 石原立也さん 北之原孝将さん 吉岡忍さん 坂本一也さん 荒谷朋恵さん 石立太一さん 他
で 明らかに クセが全く違います
演出も 山本寛さん 武本康弘さん 石原立也さん 北之原孝将さん 吉岡忍さん 坂本一也さん 石立太一さん 荒谷朋恵さん 他
で 何処を 際立たせようとしているかなど 全く違います
それでも 「キョンキョンであって 祐一とか その他の人物に なることは ありえませんよね」
そういう「個性」の出しかたであって欲しいと 私は 思っています

 つまり 各話毎に それぞれの個性を出しつつも 作品自体には 一貫性を保つということが重要だと思いますし
「○○節炸裂!」と言って 突然 その一話だけ 作品の性質を 変えてしまう事はあってはならないと思います

 もちろん これは あくまでも 私の アニメの見方であって こうじゃなければ いけないと いうワケでもありません
ただ やはり この枠から 大きく逸脱してしまうと こういうことが 起こりかねないというのが 分かると思います